ウラ
オモテ
一夜明けて爽やかさも
昨夜の豪雨から一夜明けた北京。一転爽やかさが・・・。
通勤の人たちも、何事もなかったかのように、女性も男性も、
行きつけの食堂でお粥や油条を食べ、2元程度30円弱の朝
食を摂って足早にそれぞれの職場へと向かいます。
ある人は、家から食器を持参し、お粥2~3杯分を自分の食
器、器に分けてもらい2元程度を払い、家族が待つそれぞれ
の家庭へと帰っていきます。
いつもの食堂の店主(かみさん)も、いつもはお客に麺類や
ご飯ものを提供していますが、朝食は別の店にお粥を買いに
きました。
このようにして、商店街に集まるそれぞれの店、食堂、お客
そして従業員までが、朝から晩まで、一年中、同じようなこ
とを繰り返し生活しています。
すべてが小さな自営業者であり、彼ら食堂の店主たちもそれぞれ
が横のつながりも持っています。
従って、儲かるときも苦しいときも、皆、運命共同体のような
もので、警察、公安の取り締まりに対しても、保健所の取締り
等に対しても、まさに共同で商売をしているようです。
すべてが、オモテと ウラ世界を行ったり来たりして、持ちつ持
たれつ、商売は商売、食うための生活は生活として、それぞれの
場を理解しながら?生きているようです。
今年初めにオープンした、目の前のホテルも同じような面を持って
います。
突貫工事で、建物を改修した全国チェーンホテルです。
突貫といっても、常に農民工のような職人が、すべて工事を請負い、
一つづつレンガを積み上げ、窓枠、壁工事、なんでもこなしながら
完成した表面的には立派な施設です。
が、裏に回ると、とても営業的にも人を泊めるような施設にも見え
ない貧弱な施設で、地震でも起きると即、総崩れ的な構造になって
いるようにも見えます。
オモテ良ければウラは何でも、そとづらさえよければナカはどうで
もというような印象です。
ビジネスにおいても全くそのとおりです。また、
これらはハード面ばかりでなく、ソフト面もそうです。
企業、会社、役所、個個人、・・すべてがそのようになってい
るようにも感じられます。
日中、中日の間で顕在するすべてのビジネス上での交渉、そし
て生活の上での人間関係、すべてがそうです。
庶民の目線で、ず~と見てきて感じた、豪雨から一夜明けた今、ひと
つ一つを様々な角度から見たり、分析すると、ウラ、オモテと、いろ
いろな側面が否応なしに見えてきます。
この歴史の繰返しを数千年にわたり受け継いできた人々ですので、こ
れから共に未来に向かって仕事をしたり生活をしていくということは
これまた大変なことです。
海外で、異国の地で生き抜くためには、すべてのことを承知のうえで
前に進まないと大変です。
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一夜明けて爽やかさも
昨夜の豪雨から一夜明けた北京。一転爽やかさが・・・。
通勤の人たちも、何事もなかったかのように、女性も男性も、
行きつけの食堂でお粥や油条を食べ、2元程度30円弱の朝
食を摂って足早にそれぞれの職場へと向かいます。
ある人は、家から食器を持参し、お粥2~3杯分を自分の食
器、器に分けてもらい2元程度を払い、家族が待つそれぞれ
の家庭へと帰っていきます。
いつもの食堂の店主(かみさん)も、いつもはお客に麺類や
ご飯ものを提供していますが、朝食は別の店にお粥を買いに
きました。
このようにして、商店街に集まるそれぞれの店、食堂、お客
そして従業員までが、朝から晩まで、一年中、同じようなこ
とを繰り返し生活しています。
すべてが小さな自営業者であり、彼ら食堂の店主たちもそれぞれ
が横のつながりも持っています。
従って、儲かるときも苦しいときも、皆、運命共同体のような
もので、警察、公安の取り締まりに対しても、保健所の取締り
等に対しても、まさに共同で商売をしているようです。
すべてが、オモテと ウラ世界を行ったり来たりして、持ちつ持
たれつ、商売は商売、食うための生活は生活として、それぞれの
場を理解しながら?生きているようです。
今年初めにオープンした、目の前のホテルも同じような面を持って
います。
突貫工事で、建物を改修した全国チェーンホテルです。
突貫といっても、常に農民工のような職人が、すべて工事を請負い、
一つづつレンガを積み上げ、窓枠、壁工事、なんでもこなしながら
完成した表面的には立派な施設です。
が、裏に回ると、とても営業的にも人を泊めるような施設にも見え
ない貧弱な施設で、地震でも起きると即、総崩れ的な構造になって
いるようにも見えます。
オモテ良ければウラは何でも、そとづらさえよければナカはどうで
もというような印象です。
ビジネスにおいても全くそのとおりです。また、
これらはハード面ばかりでなく、ソフト面もそうです。
企業、会社、役所、個個人、・・すべてがそのようになってい
るようにも感じられます。
日中、中日の間で顕在するすべてのビジネス上での交渉、そし
て生活の上での人間関係、すべてがそうです。
庶民の目線で、ず~と見てきて感じた、豪雨から一夜明けた今、ひと
つ一つを様々な角度から見たり、分析すると、ウラ、オモテと、いろ
いろな側面が否応なしに見えてきます。
この歴史の繰返しを数千年にわたり受け継いできた人々ですので、こ
れから共に未来に向かって仕事をしたり生活をしていくということは
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