中国経済ビジネス・文化・交流そして日中ビジネス!・北京の大学でMBA文化ツー(株)代表秋澤文芳コンサル業務

日中経済ビジネス、KBT観文研 北京第二外大研究生 都日中副理事長・経済ビジネス委員長、中小企業コンサルタント秋澤文芳

中国で生き抜く ウラとオモテ世界;生活もビジネスも

2012年07月11日 10時49分02秒 | 中国ビジネスについて
ウラ

 オモテ



 一夜明けて爽やかさも


昨夜の豪雨から一夜明けた北京。一転爽やかさが・・・。

通勤の人たちも、何事もなかったかのように、女性も男性も、
行きつけの食堂でお粥や油条を食べ、2元程度30円弱の朝
食を摂って足早にそれぞれの職場へと向かいます。

 ある人は、家から食器を持参し、お粥2~3杯分を自分の食
 器、器に分けてもらい2元程度を払い、家族が待つそれぞれ
 の家庭へと帰っていきます。

 いつもの食堂の店主(かみさん)も、いつもはお客に麺類や
 ご飯ものを提供していますが、朝食は別の店にお粥を買いに
 きました。

このようにして、商店街に集まるそれぞれの店、食堂、お客
そして従業員までが、朝から晩まで、一年中、同じようなこ
とを繰り返し生活しています。

すべてが小さな自営業者であり、彼ら食堂の店主たちもそれぞれ
が横のつながりも持っています。
 
 従って、儲かるときも苦しいときも、皆、運命共同体のような
 もので、警察、公安の取り締まりに対しても、保健所の取締り
 等に対しても、まさに共同で商売をしているようです。

すべてが、オモテと ウラ世界を行ったり来たりして、持ちつ持
たれつ、商売は商売、食うための生活は生活として、それぞれの
場を理解しながら?生きているようです。

今年初めにオープンした、目の前のホテルも同じような面を持って
います。

突貫工事で、建物を改修した全国チェーンホテルです。
突貫といっても、常に農民工のような職人が、すべて工事を請負い、
一つづつレンガを積み上げ、窓枠、壁工事、なんでもこなしながら
完成した表面的には立派な施設です。

が、裏に回ると、とても営業的にも人を泊めるような施設にも見え
ない貧弱な施設で、地震でも起きると即、総崩れ的な構造になって
いるようにも見えます。

オモテ良ければウラは何でも、そとづらさえよければナカはどうで
もというような印象です。

  ビジネスにおいても全くそのとおりです。また、

  これらはハード面ばかりでなく、ソフト面もそうです。
  企業、会社、役所、個個人、・・すべてがそのようになってい
  るようにも感じられます。

  日中、中日の間で顕在するすべてのビジネス上での交渉、そし
  て生活の上での人間関係、すべてがそうです。

庶民の目線で、ず~と見てきて感じた、豪雨から一夜明けた今、ひと
つ一つを様々な角度から見たり、分析すると、ウラ、オモテと、いろ
いろな側面が否応なしに見えてきます。

この歴史の繰返しを数千年にわたり受け継いできた人々ですので、こ
れから共に未来に向かって仕事をしたり生活をしていくということは
これまた大変なことです。

海外で、異国の地で生き抜くためには、すべてのことを承知のうえで
前に進まないと大変です。

 
にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 中国旅行(チャイナ)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 環境ブログ エコツーリズムへ
にほんブログ村



中国旅行 ブログランキングへ

 




中国:激しい豪雨、爆音の新幹線

2012年07月11日 06時44分25秒 | 環境と開発
 昨夜の北京 豪雨、集中豪雨、落雷・・・

 そんな時は心を穏やかに




それにしても、こちらの天気も短期間の集中豪雨と落雷等で
外は大荒れとなりました。

昨夜も、夜7時頃、激しい雷雨と強烈な雨により、また周辺
の道路陥没や、にわか作りの歩道等はレンガ下の土の部分が
崩壊し、あちこちで修理の必要がありそうです。

このところ短期間の集中豪雨が続き、水の少ない北京や周辺
地区にとっては、まさに恵みの雨となったことでしょう。
ましてや、先週訪問した西部地区の砂漠地帯では、雨という雨
や水は一滴も漏らすことなく川や沼に水をかき集めてでも保存
をしたいところでしょう。

いずれにしても昨夜の雨のすごさは、私たちが住んでいる北部
地区の庶民が多く集まる居住区では、てんやわんやの大騒ぎで
した。

幾店舗も集まる小さな商店や、食堂の庭先にて涼を取りなが
ら(本来は違法営業ですが)ビールを飲みながら食べている仕
事帰りの労働者たちも、雨を避けるために、狭い店内だけでは
入りきれず一目散に雷雨と共に消えてしまったような感じです。

その豪雨のすごさと言ったら、雨の量も、また範囲も桁違いと
言った感じでした。久しぶりにビックリもしました。

(その凄さについては、再び思い出しましたが、先月の江南地
区での、新幹線の駅で通過する別の新幹線が通り過ぎる、通過
する際のあのけたたましい爆音と振動と同じようでした。

兎に角、どのように表現して良いかわかりませんが、何事も
(音、振動、範囲、騒然さ等は)桁外れのことばかりが目に
つく、こちら大陸でのコトが起きるたびに感じさせられる諸
現象でした。

そんな時は、写真にもあるように、昨日、購入したばかりで
すが、仏?毘沙門様?のような朗らかな顔でも見ながら、心
を落ち着かせることがいいのかも知れません。


にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へにほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ 中国旅行(チャイナ)へにほんブログ村

にほんブログ村 環境ブログ エコツーリズムへにほんブログ村


中国旅行 ブログランキングへ