年明けとともに愛車となったルノー:キャプチャー。排気量1.2リッターながら、ターボ・エンジンのお陰か、前車メガーヌ2.0リッターに引けを取らない走り、さらには滑らかなギア・チェンジに満足するものの、純正オーディオの音質の悪さにほとほと閉口し、この度スピーカーを交換することと相成った。
本来、カーオーディオなんぞに金かけるくらいなら、自宅のアナログをより充実させたい主義(まだ、マイ電柱にトランスも載せられていないし・・)なのだが、あそこまで貧相な音だと、心身に多大なるストレスを覚え、安全運転にも支障をきたしそうだ、とのことで決断した次第である。
「きりがないから、最高は目指さない」
というのが、今回のスピーカー選びのポリシー。だが、中途半端も銭失いとなる。そこで熟考の末に落ち着いたのが、ジャーマン・マエストロというブランドだ。ドイツの職人によるハンド・クラフトと聞いただけで音が良さそうでさないか。
アンプのように壊れることもなかろう(保障の心配なし)とのことで、上から二番目のランクである2WAYコンポーネント・システムSV6509を独eBayにて国内価格の半額以下(送料込み)にて落札。ラッキーである。
これを、ご近所に見つけたショップ「フリーランド」さんに持ち込み、極めてリーズナブルに取り付けて頂いた。
自動車修理・取り付け トータルカーライフサポートショップ フリーランド
(とても良心的なお店なので、強くオススメします!)
ジャーマン・マエストロをパイオニアのサイバーナビCL900とパワーアンプ・ロックフォード:フォースゲートT600-4に繋いだところ、まずまずの音となった。
因みにケーブルは、自宅システムのように、ノードスト:ヴァルハラとか言い出すと身が破滅するので、フリーランド店長さんにおまかせの国内品にて済ませた。
クナッパーツブッシュ指揮ウィーン・フィルのワーグナーが大満足に鳴ってくれるとまでは言わないが、我が運転の伴侶であるスティーリー・ダン、QUJILA、カフェ・ツィンマーマンによるバッハ等が快適に鳴ってくれる。エージングが進めば、この心地よさは増してゆくだろう。好きな音楽があれば、渋滞中にもイライラせずに済む、というのは有り難いことである。