本日の女声合唱団 KIBIは、中国コンクール後、最初のレッスンでした。コンクール前は緊張した時間が長らくつづいたので、今日は技術的には平易な瑞慶覧尚子「ぎんいろ じかん」を楽しみつつ合わせることに。演奏時間最短1分から最長でも2分という10の小品からなる作品で、くどうなおこの詩が、楽しく、切なく、優しく、深く、夢があり、指揮をしながら幸せを感じます。「やさしい二部合唱曲」ではあるにしろ、レッスン初日で1冊通せたことを歓んだ次第。
さて、合唱コンクールの写真が届いていましたが、今にして冷静に客観的に振り返ることができます。コンクール当日までのプロセスや本番の悔しさを通して、女声合唱団 KIBIは、ただの仲好しグループに終わらないホンモノの合唱団になったのだなぁ、と実感しています。一度理想を目指すことに魂を燃やしてしまうと、最早昔の気楽さには戻れないのですね。
写真には「岡山県代表」の文字がありますが、まだまだ実力の伴っていなかったことを団員たちは自覚していることでしょう。次の機会には真の意味で代表として胸を張れるようになりたい。その境地に導きたいと決意を新たにしているところです。