Classic Records re-issue RCA Living Stereo,
LSC 1394 Fritz Reiner Bartok: Concerto for Orcestra, 45 rpm x 4 LPs, 180g
LSC 2374 Fritz Reiner Bartok: Music for Strings, Percussion & Celesta, Hungarian Sketch 45 rpm x 4 LPs, 180g
初出以来、名演・優秀録音として名高いフリッツ・ライナー&シカゴ響によるバルトーク・アルバム2点。
ハンガリー生まれの2人、バルトークのストイックさとライナーの情け容赦のない完全無欠さが一体となった背筋の凍るような名演。
Classic Recordsによる復刻はここでも極上で、それに加えて45回転ならではの空間の大きさ、レンジの広さが際立っている。余りに生々しい音に、1950年代後半の録音ということが俄かに信じられないほど。
ここにきて、ボクの中でのライナーへの評価は、鰻登り。RCA LIVING STEREOでは、かつて人間味の溢れるミュンシュばかりを聴いてきたが、この超絶的な音響で聴くほどに、ライナーの凄みとシカゴ響の能力に圧倒される。
この2つのアルバムは、SACD(ハイブリッド)として1枚に纏められてリリースされている。こちらも、既に品薄の模様なので、興味のある方はお早めに!
バルトーク:
1.管弦楽のための協奏曲 Sz.116
2.弦楽器、打楽器とチェレスタのための音楽 Sz.106
3.5つのハンガリー・スケッチ Op.38
(1)村での夕べ
(2)熊の踊り
(3)メロディ
(4)ほろ酔い加減
(5)豚飼いの踊り
シカゴ交響楽団
指揮:フリッツ・ライナー
録音:1955年10月22日(1)、1958年12月28ー29日(2&3)、シカゴ、オーケストラ・ホール
ステレオ録音