本日、2016年12月5日はモーツァルトの225回目の命日でありました。
そして、来年の今日は、ウィーン・シュテファン大聖堂にて、モーツァルト「レクイエム」を演奏し、奉納する日なのです。
ということで、シュテファン寺院より、神々しい聖堂内部の写真が送られてきました。
トーマス教会の「マタイ受難曲」のときもそうでしたが、おそらくは、あっという間に1年後の今日を迎えることとなるのでしょう。
さて、こちらが本年のコンサートのポスターです。
ソプラノにサンドラ・トラットニックさんのお名前がありますが、トラットニックさんこそ、2009年に私がシュテファン大聖堂でモーツァルト「レクイエム」を振ったときのソリストのお一人。
それはそれは美しく、力強く、そして祈りに満ちた歌声で、密かに再びの共演を祈っているっほどです。しかし、それも天の配剤にお任せしたいと思います。
さて、ちょうど1年前と言うことで、ここで久しぶりに、ウィーン・ツアーのプロモーション・ビデオを公開しましょう。
Vienna Mission final 2
2017年12月5日、モーツァルトの命日に歌う「レクイエム」!
会場は、ウィーンの中心に聳え立ち、音楽の都の歴史を見守りつづけてきた聖シュテファン大聖堂。
指揮は福島章恭。
オーケストラ、ソリストはまだ発表できる段階ではありませんが、ウィーンの一流、実力派を予定しております。
合唱団参加への募集要項は、エムセック・インターナショナルまでご請求ください。
旅行日程
2017年12月1日(金)~12月6日(水)6日間
2017年12月1日(金)~12月8日(金)8日間(その他、延泊等のオプションもご用意)
http://www.mcec-inter.com/concert/index/4
東京都渋谷区渋谷2-8-7 青山宮野ビル2F
TEL:03-3406-1122
FAX:03-3406-1125
なお、当プロモーションビデオに於ける映像・録音は2009年1月のシュテファン大聖堂グランドコンサートに於ける福島章恭指揮シュテファン・ドーム・オーケストラによるものです。
まだ、情報は少ないのですが、随時アップデートしていく予定。乞うご期待。
以下、聖シュテファン大聖堂音楽事務所(Kunst und Kultur ohne Grenzen)の清水一弘様よりのメッセージとともにお届けします。
福島 章恭先生が8年の時を経て、2017年12月5日零時より
聖シュテファン大聖堂にてモーツァルト「レクイエム」を再演されます。
1791年12月5日0時55分
モーツァルトは享年35歳の若さで亡くなり、
聖シュテファン大聖堂で葬儀を行いました。
聖シュテファン大聖堂では、モーツァルトの魂に捧げる為、
彼のレクイエムを毎年12月5日零時から中央祭壇で演奏し、
0:55に終演いたします。
曲が終わる度に、大聖堂内の明かりを一つづつ消していき、
終演直後に大聖堂内は真っ暗になります。
もちろん、拍手なしです。
そして静寂の中、祭壇の後方から聖職者達がマントを羽織り
鐘を鳴らす方、十字架を持つ方、光を灯す方が
モーツァルトの魂に祈りを捧げる為に
大聖堂内をプロセシオン(聖行進)いたします。
私は、光の役をさせて頂きます。
モーツァルトのご自宅から大聖堂まで遺体を運んだ際、
当時実際に使用された鐘を鳴らしながら聖行列を行います。
聖シュテファン大聖堂ならではの雰囲気を
存分に味わって頂けると思います。
福島 章恭先生は、2016年3月1日ライプツィヒにある
バッハの聖地、聖トーマス教会にて四旬節に於ける
邦人指揮者および合唱団による初「マタイ受難曲」
公演をされ大成功を納められました。
合唱愛好家の皆様、そして、ピアノの先生や
プロの声楽家を目指している学生の皆様に
レジェンド オブ モーツァルト合唱団に
是非ご参加くださることを強くお勧めいたします。
福島 章恭先生は、音楽を創るスペシャリストで、
モーツァルトの事に関して超マニアックにご存知です。
レクイエムを音楽的にどのように創られるのか、
また合唱指導の作法や発声法、
モーツァルトのマニアックなエピソードなど
音楽創りの上でソロの演奏にも役立つし、
大変良い経験になると思うのです。
福島 章恭先生のモーツァルト「レクイエム」に対する
情熱は凄まじく、大聖堂内がフォースで満たされます。
そして、何よりも確実に結果を出されます。
私は、数字で評価される世界で14年間生きてきたので、
福島 章恭先生にすべてを任せておけば安心なのです。
この写真は、2009年1月24日、聖シュテファン大聖堂に於ける
モーツァルト「レクイエム」公演終演直後の打ち上げで
公式発表されたコンサートの収益金です。
37323,84ユーロ!!!
1ユーロ = 126、59円で計算すると
約472万円にもなります。
聖シュテファン大聖堂公式演奏会である「グランドコンサート」の
趣旨に添って、福島 章恭先生から聖シュテファン大聖堂修復費用の為に全額寄付して頂きました。
伝承を重んじつつも革新的で格調高く、
聖シュテファン大聖堂へ対する畏敬の念を持って終始演奏され
聴衆の心に届いたからこそこれだけの結果が起きたと思います。
ご検討の程、どうぞよろしくお願いいたします。
音楽の神様からたくさんのインスピレーションが与えられますように…
アマデウスは永遠に不滅です。
Das Herz adelt den Menschen.
1781,Wien W.A.Mozart
誠に有難うございます。
聖シュテファン大聖堂音楽事務所
Kunst und Kultur ohne Grenzen
Area Consultant
清水一弘拝