談志 最後の落語論 立川談志 (梧桐書院 2009年11月)
黒澤明という時代 小林信彦 (文藝春秋社 2009年9月)
大晦日の読書はこの二冊。
ともに2009年の出版。
少し読んではあちらに、気分転換にまたこちらに、と並行読みをしている。
談志の落語は、正直面白くなかったけど、その落語論や人間とは何か、という語り口は鋭くてハッとさせられる。日々、当たり前にしていることを疑わなければ! と思わせる。
小林信彦は、喜劇人への論評がとても面白く愛読しているが、その彼が黒澤をどう語るか? が楽しみで手にした。