コバケン&チェコ・フィルの「第九」のSACDを購入。
合唱はプラハ・フィルハーモニー合唱団。
来る12月20日(日)にザ・シンフォニーホールで行われる大阪フィルの「第九」公演に備えてのことである。
独自のキャラクターをお持ちの小林研一郎先生にわたしと大阪フィル合唱団の初「第九」をぶつける前に、どのような音楽づくりをされているのか研究しておこうという目論見だ。
しかし、本日、一度通して聴いて、その考えは瞬く間に雲散霧消した。
おそらく、ここに展開するテンポの動きやドイツ語の発音をそっくりコピーしてそのまま小林先生に引き渡したところで、何も生まれないことを悟ったのだ。
予定通りに進行するプローベなんて面白くなかろう。「炎の第九」の名が廃る。
コバケンの「第九」と福島章恭の「第九」が真正面からぶつかり、熱い火花を散らしてこそ、スリリングで感動的な演奏が誕生するに違いない。
それが分かっただけでも、3,500円を投資した甲斐はあったというものだ。
なんだか、ワクワクしてきたぞ。
2015年12月20日(日)
15:00開演
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ザ・シンフォニーホール
<指揮>小林研一郎
<独唱>
上村智恵(ソプラノ)、相可佐代子(アルト)、与儀巧(テノール)、ジョン・ハオ(バリトン)
<合唱>大阪フィルハーモニー合唱団
<曲目>
モーツァルト/歌劇「フィガロの結婚」序曲
ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付」
<料金>
A席:6,500円
B席:5,000円
C席:3,000円
※未就学のお子さまのご入場はお断りさせていただきます。
・チケット販売所
ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333 他
・お問合せ
ABCチケットインフォメーション 06-6453-6000
※大阪フィル・チケットセンターでのチケットのお取扱いはございません。
ただ、ブロムシュテットのベートーヴェンは、まだエテルナ盤で揃えていないのですよ。そういう巡り合わせもあります。。