いやあ、参った!
完全にノーマークだった。
文春新書「クラシックCDの名盤 大作曲家篇」のブラームスの頁で、ボクが廃盤として扱っていたクーベリック&ウィーン・フィルの交響曲全集がタワーレコードにより復刻されていたのだ。
http://tower.jp/item/3444790/ブラームス:-交響曲全集;-ヤナーチェク:-シンフォニエッタ<タワーレコード限定>
※国内盤初セット化
※オリジナル・ジャケット・デザイン使用(一部。ブックレット中にも採用)
※オリジナル・マスターからのハイビット・ハイサンプリング(192khz/24bit)音源をCDマスターに使用
※解説:門馬直美氏、柴田龍一氏、遠藤勝彦氏、解説書15ページ
【曲目】
<DISC1>
1.ヨハネス・ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68
<DISC2>
2.同:交響曲 第2番 ニ長調 作品73
3.同:交響曲 第3番 へ長調 作品90
<DISC3>
4.同:交響曲 第4番 ホ短調 作品98
5.レオシュ・ヤナーチェク:シンフォニエッタ <特別収録>
【演奏】
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ラファエル・クーベリック(指揮)
【録音】
1955年3月8-9日 ウィーン、ムジークフェラインザール(5:モノラル録音)
1956年3月24-25日(4)、1957年3月4-8日(2)、9月23-24日(1)、9月28-29日(3) ウィーン、ゾフィエンザール(ステレオ録音)
【原盤】
DECCA
モントゥーの復刻盤といい、タワーレコードの慧眼と企画力には賞賛を惜しまないボクであるが、この最愛の全集の復刻を見逃していたとは何たる失態。
しかも、発売されたのが昨年の3月とつい最近だ。
日頃、どっぷりとアナログに浸った生活をしているせいもあって、この企画が目にとまらなかったのであろう。まったく申し訳ないことをした。
解説文がボクに依頼されていたなら起こらなかった事故なのだが(笑)。正直、大好きな演奏だけに書きたかったなあ。
タワーレコードの紹介文にもあるとおり、CDとして完全な形で発売されたのははじめてであり、多くの方に聴いて頂きたい。
ボクはまだCDの音は聴いていないけれど、他の復刻盤の出来から想像するなら間違いはなかろう。
♪ご指摘頂いた読者K様、有り難うございました。