
本日も1日自宅で過ごしました。かれこれ三週間ほど、ただただ在宅しているというのは、学校の長期休暇を除いては、幼稚園入園前以来かも知れません。
音大入試前の浪人時代も基本的に在宅はしていましたが、週に何日かはピアノ、歌、ソルフェージュなどのレッスンには通っていましたし・・。

というわけで、多忙を口実に放置していたウッドデッキのメンテナンスを行うことにしました。イペという横浜の大桟橋デッキにも使われている堅い木材なので、それほど手入れは要らないという話でしたが、流石に10年も経つと紫外線や雨風による傷みが目立つようになりました。
ドイツのオスモというメーカーの自然塗料。油性は手軽で耐久性はあるのですが、あの臭いは苦手なもので・・。
選んだ色は、ローズウッド。思ったより濃い色で、イペのオリジナルから遠ざかったのは些か残念。しかし、眺めているうにに、これはこれで良いと思えてきました。

ここまで三日がかり。
太陽の下、風に吹かれながら塗装する作業は、運動不足解消も兼ねて気持ちのよいものでした。いまは、コーラスのレッスンができないので、目の前に少しずつ完成に向けて仕上がっていく何かのあるのは嬉しいものです。
しかし、塗る前に板の表面を磨く作業は楽しいものではありません。ネットには、サンドペーパーで磨けとありますが、この面積はとても無理。数年前に手摺りのみ塗装したときの苦労を思い出し、少々乱暴ながらスチール製のデッキブラシでゴシゴシと。汚れというより表面ごと剥がす感覚で、ボロボロと垢状のものが落ちる様は、韓国のアカスリみたいでありました。
明日には手摺り部品も磨き終わるので、注文済みの塗料が届き次第、作業に入ります。
手摺りは、気分を変えて、オークという色を選択。どんなになるか楽しみです。
さて、音楽とは関係ない話をダラダラとしてしまい失礼しました。
ここで予告です。
今月1日付けにて文春新書「新版クラシックCDの名盤」が増刷されました。先の見えない日々の中で、嬉しいニュースでありました。
これについては、旧版刊行時のエピソードなどを交え、もう書き上げてあるので、手直し完了次第、アップします。
どうぞお楽しみに。
