山の奥 赤土粘土に巡りあい 囲炉裏のお守り お家に帰ろう
早良区の古民家の茅葺屋根を葺いた。
久米さんの御宅のお屋根は美しく、黄金色に眩く太陽を吸い込んでいた。
犬のリコちゃんは優しい目をしていた。
久米さんご夫婦のお人柄そのままの優しい日々を過ごしているのがよく分かる。
茅葺は、その家の方々を優しく包み込んでくれるようで、ありがたかった。
先日、天山草庵さんの御宅の杉皮葺のお屋根にも上らせてもらったが、こちらは、子供さんがいるお家らしく、とても、まろやかで、あったかく、ずっと仲良く、穏やかに過ごしていくのだろうなと、嬉しくなった。
自分の手で作った米や菜の花のきれいな味噌汁、アチャール、たくあん、ジャム、パンをいただき、心の籠った温かいお食事をみんなでいただき、体と心の隅々まで、いい空気が漲っていくのを感じた。
みなちゃんが、人は空気が七割で、あとは食事で補っているんだと言った。
本当に、彼/女らを見ているとそう思えた。
超然とした中で、何か忘れているものを、見つけられた、ほっこりさせてもらい、本当に幸せであった。
子供の笑顔がある幸せは格別である。
久米さんの御宅のお屋根は美しく、黄金色に眩く太陽を吸い込んでいた。
犬のリコちゃんは優しい目をしていた。
久米さんご夫婦のお人柄そのままの優しい日々を過ごしているのがよく分かる。
茅葺は、その家の方々を優しく包み込んでくれるようで、ありがたかった。
先日、天山草庵さんの御宅の杉皮葺のお屋根にも上らせてもらったが、こちらは、子供さんがいるお家らしく、とても、まろやかで、あったかく、ずっと仲良く、穏やかに過ごしていくのだろうなと、嬉しくなった。
自分の手で作った米や菜の花のきれいな味噌汁、アチャール、たくあん、ジャム、パンをいただき、心の籠った温かいお食事をみんなでいただき、体と心の隅々まで、いい空気が漲っていくのを感じた。
みなちゃんが、人は空気が七割で、あとは食事で補っているんだと言った。
本当に、彼/女らを見ているとそう思えた。
超然とした中で、何か忘れているものを、見つけられた、ほっこりさせてもらい、本当に幸せであった。
子供の笑顔がある幸せは格別である。
文芸誌ほりわりの例会に伺った。
皆さん、お元気で何よりであった。
そこにみなさんが集まる前に、大牟田の白仁秋津の家が茅葺であり、保存に動いたことがあるというお話をお聞きした。
北原白秋の仲間でもある白仁秋津の家には、娘さんがお住まいだったそうだが、今はいらっしゃらないそうで、お庭にあった碑も草をかき分けかき分けいかないとわからなくなっていたとかさたつさんがおっしゃっていた。
ここでお聞きしたのも何かのご縁と思われ、我々は、我々の出来ることをしていきたい。
ぜひ、我々の力で再生していきたい。
皆さん、お元気で何よりであった。
そこにみなさんが集まる前に、大牟田の白仁秋津の家が茅葺であり、保存に動いたことがあるというお話をお聞きした。
北原白秋の仲間でもある白仁秋津の家には、娘さんがお住まいだったそうだが、今はいらっしゃらないそうで、お庭にあった碑も草をかき分けかき分けいかないとわからなくなっていたとかさたつさんがおっしゃっていた。
ここでお聞きしたのも何かのご縁と思われ、我々は、我々の出来ることをしていきたい。
ぜひ、我々の力で再生していきたい。
果樹園を作りましょう
あなたは無花果
私は桜桃
楽園を作りましょう
あなたは鹿のように軽々と飛び跳ね
私は鳥のように花の花粉と香りにまみれ
茅葺の家に住みましょう
生き物が寄ってくる巣のような
ともに生きている家に住みましょう
囲炉裏を作りましょう
みんなで積み上げたぐり石の上に
灰を敷き詰め炭で茅葺の屋根を燻しましょう
我々は幸せでいましょう
我々が皆で幸せで少しづつでも安心していれば
世界も宇宙も安心してくるでしょう
あなたは無花果
私は桜桃
楽園を作りましょう
あなたは鹿のように軽々と飛び跳ね
私は鳥のように花の花粉と香りにまみれ
茅葺の家に住みましょう
生き物が寄ってくる巣のような
ともに生きている家に住みましょう
囲炉裏を作りましょう
みんなで積み上げたぐり石の上に
灰を敷き詰め炭で茅葺の屋根を燻しましょう
我々は幸せでいましょう
我々が皆で幸せで少しづつでも安心していれば
世界も宇宙も安心してくるでしょう
親方が83歳を前にして体力的なこともあり、三月で今のように毎日ではなく、茅葺から少し離れられるとのことで、お疲れ様会を仲間とともにした。
親方は思い残すことはないとおっしゃっておられたが、我々に、根気よく接していただき、いい仕事を拝見できた幸せをかみしめている。
親方に何度となくしかられながらも、今までやってこられたのは、茅葺の本物に接することができる喜びがあったからだと、思わずにはいられないのである。
仲間とも、本音で話すことができるようになってきたのも嬉しい限りで、これからも、茅葺を愛する仲間とともに、親方の意志を継ぎ、茅葺を愛でながら、皆が平和で仲良くほのぼの生きていけるように、思いを込めて、楽しんで作りながら、いろいろなものを創造しながら、生きていきたい。
親方は思い残すことはないとおっしゃっておられたが、我々に、根気よく接していただき、いい仕事を拝見できた幸せをかみしめている。
親方に何度となくしかられながらも、今までやってこられたのは、茅葺の本物に接することができる喜びがあったからだと、思わずにはいられないのである。
仲間とも、本音で話すことができるようになってきたのも嬉しい限りで、これからも、茅葺を愛する仲間とともに、親方の意志を継ぎ、茅葺を愛でながら、皆が平和で仲良くほのぼの生きていけるように、思いを込めて、楽しんで作りながら、いろいろなものを創造しながら、生きていきたい。