明鏡   

鏡のごとく

さけんでいた

2011-02-28 22:36:56 | 夢詩
さけんでいた
くりかえしくりかえし
じゅもんのようにさけんでいたが
むかしのように
ゆめとげんじつのはしわたしは
それほどむずかしくないようで
つまっていたけっかんが
おしながされたように
ことばがあとからあとからながれた
おっとがきづいて
ゆりうごかさなければ
そのまま
ずっとさけんでいたであろう
さけめのふちをひらきつづけて