ささ葺き 2017-05-31 22:06:12 | 詩小説 ささ葺きの家があるという ささで葺くということを 知らなかった 茅 よしに限らず いろいろな素材を葺くことで いい塩梅のところを手探りしながら 今の形になっていったのであろうことが 想像できる
柿渋 2017-05-30 21:36:11 | 詩小説 丘の上 柿渋を木肌に馴染ませ 大工さんが刷毛で塗る 柿渋の一番渋と二番渋 色の違いはあろうとも 同じ生青い柿から絞り出された汁 発酵されて馴染んでいくのは 青く渋い時に包まれたものだ
なくしもの 2017-05-29 21:07:11 | 夢詩 夢を見た カバンをなくした夢 その中身も探したが見つからない 何もかもなくしたさみしい気分になった なくし者には気をつけようと思いつつ 仕事をしていると 警察から電話がかかってきた 夢は正夢で何かやばいことがあったかと思った 子供のお財布を届けてくださった方がいたそうで 何もかもなくしたわけではなく どこかで知らない拾ってくれた方がいたということ 誠にありがたきことかな