ひとねむりした後の間の染み込んだ記憶のねには いっぽんのかみ
こどもの頃
車で北海道に行ったことがある
船着き場で売っていた 毛蟹を見た
蟹の毛は茶髪で剛毛 横歩きしかしないので
寒い海から来たものの赤い毛と鋏をむしられ
しゃぶられていた
ちっとも前に進まない
人のものをとるのが好きな強欲鋏で威嚇していた
おそらく単細胞 蟹の横歩き を読もうともしない
水源を押さえようとする
平等とは真っ赤な嘘の沢蟹もいた
汚れたあわまきちらす赤っ恥というものを知らない迷惑なバブル
あんまり
鋏できりすぎて
ちょんぎるものとり みもちょんぎれた
車で北海道に行ったことがある
船着き場で売っていた 毛蟹を見た
蟹の毛は茶髪で剛毛 横歩きしかしないので
寒い海から来たものの赤い毛と鋏をむしられ
しゃぶられていた
ちっとも前に進まない
人のものをとるのが好きな強欲鋏で威嚇していた
おそらく単細胞 蟹の横歩き を読もうともしない
水源を押さえようとする
平等とは真っ赤な嘘の沢蟹もいた
汚れたあわまきちらす赤っ恥というものを知らない迷惑なバブル
あんまり
鋏できりすぎて
ちょんぎるものとり みもちょんぎれた