明鏡   

鏡のごとく

ワクチン接種反対

2021-09-09 07:11:19 | 詩小説
ワクチン接種反対 強制反対 規制反対

という旗印のもと、人々が立ち上がった。

酒をやめろ、人と接するのをやめろ、移動をやめろ、話すのをやめろ、一緒に食べるのをやめろ。
やめろやめろやめろということの根拠は、死であったとしても。
いずれ死が訪れる者たちにとっては、生きることをやめろということと等しい、やめろという横暴に、嫌気がさしていたのだ。

もう、バカらしい、やめろは必要ない。

拡声器でやめろと偉そうに言おうが、どうでもいいという人々で、道は溢れかえっていた。