お兄ちゃん日記

2017年9月14日、今日からこのブログでやってみることにします。

我が国の人口減少が齎す影響を「子供の日」に考える

2021-05-06 06:03:16 | 日記

我が国の人口減少が齎す影響を「子供の日」に考える

 

昨日は「子供の日」で毎年総務省が行う人口推計に於いて2012年4月1日

時点での、日本に子供(14歳以下)の人口は1493万人で40年連続の減

少となり総人口に占める比率は11.9%で1950年以降では、過去最低値で

あった。男女別で見ると、所謂「子供」の数では男性の方が多いが、総

人口では女性の方が多いのは承知ですが、途中で逆転し平均寿命の差も

大きく影響している。

 

問題はここからである。以下の数字は2010年以降の世代別人口構成の推

移である。

 西暦   14歳以下  15~64歳  65歳以上  合計 (万人)

 2010   1684    8173    2948   12805

 2015   1595    7728    3387   12710

 2018   1,542      7545              3558   12644

 2021   1493    7418    3630   12541

 

この表は2010年が総人口数のピークで、それ以降の「子供世代」「現役

世代」「高齢者世代」別に、今年までの減少推移を抜粋したもので、こ

の10年間でそれぞれ191万人(11.3%)の減少、755万人(9.2%)の減少

、682万人(18.8%)の増加で、合計では264万人(2.1%)の減少となっ

ている。この推移の要因としては、出生率の低下と平均寿命の伸び、国

家を主に支えている「現役世代」の減少は、今後更に大きな問題となる。

しかし、「先進国病」とも呼ばれる出生率の低下は、一朝一夕で解決で

きる問題ではなく、中長期的な視野に立った施策が求められる。

 

つまり、人口減少によって様々な影響があり、経済成長・産業・社会保障

・地域社会等に大きな問題を与える要因となることは間違いなく、結果的

に「国力の低下」に繋がる。

このままの減少率で推移すると、2055年には1億人を割れ、2100年には75

00万人程度まで減少すると国連は推移予想している。

 

この問題の続きは、いずれまたの機会に。

 

 

 


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