人生残りの2割の生き方を考える意味はない
日本人男子の平均寿命は約81歳として、私は既に約8割を生きてきた
ことになる。そして、残り2割をどう生きていくかが終期に於いての
仕上げの期間であるが、果たして、その最後がいつになるのか誰に
も判らないのは当然のことである。と云うことは、あと2割の人生を
どのように生きようと考えても無意味である。
昨日まで生きてきた事実を元に、過去のことを振り返っても今の私
自身の考え方や価値観を形成した土台にはなっているが、今日以降
日々、人生をどう生きたかを自分なりに評価することは現実的でな
く、至ってネガティブである。
つまり、人間終期を迎える時に、我人生を改めて評価することは不
可能である。残された人生がいつ終わるか判らないのであるなら、
これからの夢や目標はしっかりと持ち、毎日をできる限り楽しく有
意義に過ごすことができれれば、きっと幸せで充実した一生を過ご
せたと思うに違いない。私も、これからの毎日を大切に楽しく生き
て行きたいと思う。