人間関係は相手の感情を上手に刺激する
人間は様々な感情の変化を感じながら生きている、特に人間関係に
おいては、相手によって、またその時の自らの感情により接し方は
違う。通常は、お互いに良好な関係を築こうと敬意や感謝する言動
をとる。当然にお互い気分がよくなり、やる気も起き、より相手を
受け入れようとする。但し、学生時代の指導に見られるような、叱
られてそれをバネとして成長する子もいるが、それはお互いに相手
を理解し信頼関係が成立しているので、感情としては前述と同じで
ある。
そう考えると、人間関係に於ける様々な感情を抱くことは、いつの
時代も変わらないようだ。他者と人間関係を築く上で、お互いの気
持ちが通じ合うためには、相手の感情が嬉しくなったり、自分に好
奇心を持って貰うように、お互い「ギブ&テイク」で本音で接する
よう心掛けることだと思う。
当然に価値観や意見の違いはあるだろうが、全ての人間関係で何の
不一致もなく関係を続けることは、あり得ないことである。相手の
感情を上手に刺激して喜んで貰い自分に好奇心を持って、更に親し
く関係を続けたと思う気持ちになって貰うように、そして本音で接
することが大切だと思う。しかし、それで上手くいかない場合もあ
るのは当然で、それは相手が自分に対して、どう向き合おうとして
るかによる。つまり、お互いに自分の感情を如何にコントロールす
るかによると私は思うのだが。