これだけ纏まりのない日本は今後どうなるのか?
ここ一年程の日本を私自身が感じてるのは、各自がそれぞれの立場で
日本が直面している様々な問題に対して、解決意識の共有性が全くな
いように見える。新型コロナ感染症対策、コロナワクチン接種、貧困
問題、東京オリ・パラ、国際問題対応等、例を挙げればきりがない。
それぞれに関わる、各立場の人は自分の思惑を描いて独自に進んでる
ように見え、関係者との情報共有はもとより敬遠してるようにさえ見
える。
人間は、とかく自らの持つ権限や情報を囲い込もうとするところがある。
そこには大きな責任を伴うことを、今のそれぞれの主導者は疎かに考えて
るように私には見える。現在は国難とも言える、コロナ感染症対策も日本
での発症以来1年半になろうとして第4波で緊急事態宣言が各都道府県に出
されている中で、相変わらずの一時凌ぎ的な対策の繰り返しで、国民も若
者を中心に気が緩んで、多数が街へ出掛けている。
確かに、日本は自由主義国家であり、政府は国民の安全と安心を保障する
責務があるとは言え、国民はその政策や要請を信じて、諸問題に関心を持
ち自らのできる限りの協力で解決への方向へ一丸となって行動しなければ
その効果はない。そして、国民の総力で東京オり・パラを成功させよう!
という気概を世界に向って発信する国家・国民であるべきだと思うが、今
の日本には、残念だがその纏まりが無いのが現実である。