お兄ちゃん日記

2017年9月14日、今日からこのブログでやってみることにします。

定年退職後の人生は現役時代に培った知恵を活かす

2021-05-15 06:03:14 | 日記

定年退職後の人生は現役時代に培った知恵を活かす

 

私は大学を出てから技術者として建設会社に入社して、40年間同じ

会社で働かせて頂いた。40年も務めると大きな失敗をしない限り、

それなりに立場は上がっていき退職時は役員となっていた。そして

それなりに会社の重責を担って,遣り甲斐もあったがある日(退職)

を境に、責任や権限などの全てを失うことになり、一人の個人に戻る

のである。

 

私が40年間で会社に貢献できたことなど、ほんの米粒程度だが、それ

ぞれの立場では自分なりに最善を尽くしたので悔いはない。

企業は社会や国民のニーズの変化によって、その経営方針も変化しな

ければならない。それに伴い社内の新陳代謝も当然に必要になってくる。

しかし、退職後に去り行く者としては、孤独感や喪失感は正直あるもので

その反面、自由にこれからの人生の選択を自ら考え決めることができる解

放感とが入り交ざった感情になるものだ。

 

幸い、今でも友人の会社の非常勤役員として働かせて貰ってるが、殆ど出社

せずに電話で事が足りる程度なので感謝している。人生の中での大きな転換

期の一つである定年退職は、勤めている人には、いつかは必ず経験する時が

くる。肩書のない一人の個人として、その後の人生をどう生きていくかは、

現役時代に培った経験や知識や人間関係などから得た知恵を活かして楽しく

有意義な生活を送っていけたらと思う。

 

 


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