大切なことは失敗しないと見えてこない
私達は今まで、様々な経験をしてきたが、その時は「失敗しないように」と考えたり言われたりしてきた。
できるだけ間違えないように、慎重に計画して実行してきた。
しかし、大切なことが見えてくるのは、失敗した時の方がはるかに見つかるものだと思う。
例えば、恋愛で好きな人に振られた時、愛の大切さを見つけることができる。
友人と喧嘩をした時、友情の大切さを見つけることができる。
大学受験に失敗した時、人生の大切さに気づくことができる。
往々にして、大切なことは「失敗したとき」の方が体感、体得できるものだと思う。
親や先生たちに言われた「失敗しないように」という教えは、慎みがちになり、思い切った行動できない。
極端に云うと、本当は失敗しなければいけないと思う。
大切なことを知るため、気づくため、悟るためには、成功するより失敗をする方が以降の人生に生かされると
思う。
つまり、失敗しても困難を乗り越えようとする努力が、力となり成長すると思う。
失敗するような選択こそが、実は成功への選択に繋がるということである。
失敗をすることに躊躇せず体験することで成長し、生きていく上で大切なことが見えてくると思っている。