民主主義と専制主義
バイデン米大統領は9日「民主主義サミット」をオンライン形式で初開催した。
台湾を含む111の国・地域の首脳らを招き、民主主義の価値を話し合うための開催である。
これには、人権や報道の自由を尊重する民主主義国と認識を共有し結束を強めるのが目的である。
だが真の狙いは、専制主義国家の中国に対抗しての開催であることは明白である。
共産党一党支配の中国は「中国式民主」と不透明な独自の主張を展開している。
それに対して、民主主義を支える普遍的価値である報道の自由や人権の尊重などを強調した。
お互いに批判合戦の繰り返しでは、両国間の溝は深まる一方である。
世界の二大大国が真の友好関係を築くのは不可能であるなら、せめてお互いの違いを認め合う。
そんな関係を築くことは到底無理な話なのだろうか?。
同じ地球上で生きている人間として、基本的なルールを厳守する。
そして多様性を認める国家として共に成長することは、きれい事の話なのかもしれない。
最後に、我が国は独自の判断で国際的諸課題に勇気を持って立ち向かって欲しいと思う。
私のような、ど素人がこんなことを考えるのは非現実的な戯言なのだろうか?