Living in Australia

台湾生まれの祖母、日本生まれの両親、オーストラリア生まれの子ども達の三世代家族。息子はダウン症のスーパーマン!

娘の矯正 ~Expander~

2012-03-13 20:04:14 | 医療・矯正
今日は学校を早退して、娘の矯正へ。
1ヶ月前に型を取ったExpanderが出来上がってくるのと、ついでに私も一箇所ワイヤーが切れたRetainerを作り直したので、それも一緒にフィッティング。そこの方針で、一旦治療が始まると特に説明が必要ある場合を除いて、子どもだけが治療室に入るので、Expanderのフィッテングが終わって、掃除と調整の仕方の説明を受けるまで、私はひたすら外で待つのみ。娘には「夜寝る時にマミィみたいにはめる装置だよ。」と話していたら、とんでもない勘違いで、見てみて吃驚。


取り外し不可能な装置がっつり装着済み~~~


上あごが小さすぎて、装置をつけるのに3度もトライしてやっと付けられたらしい。ドクターには「She's a dream patient!!」と褒めちぎられる程、娘は文句も言わず、耐えたそうな。しばらくは食べるのがかなり大変になりそうだし、歯磨きも大変そ~~~(あ、勿論、小さなブラシで器具の間の掃除は親のお仕事で~す

次回の調整までの間、毎晩、この真ん中にあるナットのようなのを1度回して、少しずつ顎を広げていく。成長の個人差があるので、もっと回す必要があるかは、次回の検診で様子を見て変えるらしい。次回は、フェイスマスクの説明もあると言ってたから、まだまだ大変そうだなぁ・・・

そうそう、今日待ってる間に見かけた”イギリスの矯正専門雑誌”。ちょうど、「子どもは何歳までに最初、矯正医に診せるべき?」という特集があったので、興味深く読んでみると、、、アメリカの矯正医の回答は、7歳まで
その理由としては、

1.矯正医はまだ乳歯が残っている間に顎の発達に関する問題を見つける事が出来る
2.まっすぐに見えても、矯正医にしか見つけられない問題が隠れている場合がある
3.噛合せに問題があるか、ないか確認でき、早期治療が必要な場合の対応が出来る
4.早期治療により、成長により複雑になる事を避け、後の矯正が安易に済む可能性がある
5.いくつかのケースでは、顎や顔が成長し終えてからでは矯正の機会が得られない
  例:顎の発育矯正(受け口等)、出っ歯によるトラウマの回避、よくない口に関する習慣
等があげられるらしい。

5歳からちゃんと歯医者で矯正に何歳位でいくべきか、相談してきたのに、誰もそんなクリアな回答をしてくれず。まさに、目から鱗の記事。7歳から今の矯正医の提携歯医者に行ってたのに、横着せず、最初から矯正医に会いに行けば良かった。オーストラリアの方が、矯正や歯に関しては、日本よりかなり進んでるので、安心してたのに、それでもまだこんな事が、歯医者に周知されてないなんてね。自分の歯並びに自信がなくて、子どもにだけは同じ思いをさせたくないと思っている方、是非、早めの行動で早期治療してあげてくださいね!
コメント (4)