こくご食堂

小学生向けこくご塾を創業しました。[こくご]の楽しさを、様々な切り口から発信していきたいと思っています。

[発車メロディー]

2017-11-15 21:45:06 | 体験する
はじめまして。2018年度、川崎で「こくご」を中心にした塾を創業予定のMSです。自分の思考を声にして表現する力、自分の言葉で文章を書く力をつける塾にする予定です。毎日「こくご」に関する文章を発信しています

こくごレストラン今日のお話は、[発車メロディー]です。

電車にのっていると、発車の時にメロディーを耳にします。だいたい、同じ曲のような気がしますが、ときどき、「アレ?」と思う時があります。

私が「アレ?」と思ったのは、りんかい線「東京テレポート」駅です。この駅の発車メロディーは、「踊る大捜査線」です。フジテレビのある駅なので、この音楽なのでしょう。懐かしです。レインボーブリッジは封鎖できたのかな?とか思ってしまいました。

他の駅でも「アレ?」です。JRの登戸駅。「ドラえもん」でした。「ぼくドラえもん」です。私の中ではいつまでもドラえもんは「大山のぶ代」さん。大山さんの声のドラえもんがどこかにいるような気持ちになりました。登戸駅では、JRと小田急の乗り換え通路にひっそりドラえもんがいて、その下にあるバスターミナルにドラミちゃんがいます。そして小田急駅には、ドラえもんファミリーのポスターもあります。街をあげてドラえもんを大切にしているのがわかりほっこりします。

▲登戸駅JRと小田急の乗り換え通路にある
ドラえもん


▲登戸駅バスターミナルにある
ドラミちゃん



▲小田急登戸駅にある大きなポスター


他の発車メロディーを調べてみました。
銀座線「浅草」お祭りマンボ(美空ひばり)
南北線「後楽園」Take Me Out of the Ball Game
東急東横線「武蔵小杉」スターウォーズの曲(期間限定)

▲東急東横線武蔵小杉駅にある
スタンプラリー


演歌から外国の音楽まで様々です。この発車音楽、乗客の心をほっとさせてくれます。通勤ラッシュ時間は、人に押されてストレスになっていますが、降車するときに聞こえるこのメロディーに、「もっとゆっくり生きなさい」と言われているように思います。

メロディーはみなオルゴール調になっているからもあるでしょうが、よくよく聞くと、この曲だったと思うこともあります。クイズのようでそれも心を癒されます。発車メロディーもどんどん増えるといいです。今回発車メロディーを調べていると、YouTubeには沢山の音源がありました。好きな方が録音してくださったようです。そこには、音楽だけでなく、車掌さんの声や車中のアナウンスもあります。興味のある方は聞いてみてください。まるで駅にいるような気分になります。

忙しくなると、段々広く周りを観ることも少なくなります。電車を降りる時、少し耳を澄まして発車メロディーを聞いてみてください。

[大学入試共通テストのプレテスト]

2017-11-14 20:22:38 | 発信する
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[大学入学共通テストのプレテスト]です。

テレビのニュースや新聞でご存じの方も多いと思いますが、13日全国で大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)が行われました。神奈川県では、県立横浜翠嵐高校と県立湘南高校の2校でした。テレビ番組では、このテストを受けた生徒にインタビューしていました。

国語の試験を受けた生徒は、
「かつてのマークシートのほうがよかった。」
という意見や
「記述式の試験のほうが、自分にあっている。以前のマークシートで解答を選ぶよりも自分の考えを書く方が好きだから」
などの意見がでていました。ここでは、自分の考えを書くことができることや、書いている内容を要約する力が試されます。記述が多くなるということは、採点者は大変です。それでも国が、採点者のことよりも受検者のことを考えた試験改革であることは間違いありません。

自分の意見を言える、または書くことのできるお子さんには有利に試験になっていくのです。こくごの力は大切になってくるのです。

私はとてもいい傾向だと思います。中学、高校、大学入試までは自分の意見を言う機会が少ないのに、社会に出ると、とたんに自分の意見を言いなさい、というのが現代の社会です。それまでは、友達関係でもあまり主張するとうまくいかないことも多かった若者達が、突然にオリジナルな意見を求められて、それに対応するのは難しいです。

大学入試が変わっていけば、教育現場も変わっていくでしょう。そうなることを期待しています。

そして私も、来年から創業する塾の方針が時代にあっているように感じています。その責任もあります。自分の意見を言える、それを発表できる、そして文章にする。というコンセプトをもっと深く考えて、どのようなカリキュラムにしていくのか、考えることが楽しくして仕方ありません。

[3年生のごめんね]

2017-11-13 19:15:39 | 生徒
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[三年生のごめんね]です。

去年実験教室で、2年生・3年生・5年生を教えていまいた。その3年生は、別名「ギャングエイジ」と呼ばれています。とりわけ、私の担当していた教室の3年生は元気な男子生徒がそろっていまいた。2年生までは男子女子の線引きも強くないのですが、3年生になると男子生徒は「男らしさ」がでてきます。反抗するのがカッコイイと思ってくるのです。そのため、小さな争いは絶えません。鉛筆を取った、ちょっと触ると「ぶった」ということになります。

そんなもめごとを収めるのは、先生の仕事です。お互いの事情をよく聞きます。そこは3年生。主観が強い。自分は悪くなくて、相手が悪いと主張します。これも大切なことです。お互いの話を聞くと、少し事情がわかります。そこに、一部始終を見ていた女子が登場します。気をつけないといけないのは、その情報通の女子はトラブル男子二名の片方に肩入れしている場合があるのです。普段から生徒たちのツナガリを観察しているとわかるので話しは80パーセント聞きます。私は話を聞くことに長く時間をかけます。話しをしているうちに、子供達はおちついてきます。3年生のいいところは、話を聞いてもらうとそれで気持ちが楽になるようです。そこで、
「この部分はA君が悪い。でもこの部分はB君が悪い。だから、どうしようか?」
すると
「ごめんなさいします。」
と言ってくれます。そして、納得いかないときでも
「ごめんね。」
と泣きながら、顔をひきつらせていいます。でも3年生のすごいところはこの後です。授業の最後には忘れているのです。そして、みんな笑顔です。帰るころには、トラブルの「ト」の字も忘れて元気に帰るのです。この小学3年生男子の怒りと怒りの収まりのすごさは、何回も遭遇しましたが、かわいらしく素敵だと思いました。私もマネしたものです。

大人の世界では、怒りは「アンガ―マネージメント」という研究をされています。その分野の方が講演会をして、研修もあります。私はそんな方々に、是非「3年生のごめんね」を体感していただきたいです。いつもこんなに簡単にトラブルが解決するわけではありません。それでも、トラブルが発生したら話を聞く、トラブルの最中の人も怒りを語ることが大切だと思います。

3年生の男子生徒達は、一年経過した3月には、とても大人になっていました。それをみている女子たちも、男子を注意する言葉が主観でなく客観的視点からに変化していました。女子は、女子の厳しい世界で揉まれているので大人になるのが男子より早いです。「喜怒哀楽」といいますが、感情の起伏はあって当たり前のものです。成長過程で、その感情との付き合いかたを人とのコミュニケーションで学んでいきます。子供達が、いろんなことを学んでいる過程を共有できることは、とても嬉しいことです。来年から創業する塾でも、お子さん達と一緒に私も成長していきたいです。

[アナンサー教室第五回とワンから]

2017-11-12 19:09:45 | アナウンサー教室
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[アナウンサー教室第5回とワンから]です。

今後の授業で滑舌よく話ができるように、アナウンサー教室に通っています。本気でアナンサーを目標としている学生に混ざり、ナイスミドルパワーを発揮しております。

今朝は学校の前に発声練習をしようと、早く起きて、川崎の「ワンから」という一人専用カラオケに行きました。朝の7時から12時まで500円なのです。しかもドリンクバーがついています。すごいサービスです。平日でも土日でも同じ料金です。「ワンから」は1人専用なので専用キーがあります。

▲ワンからの部屋



▲ワンからのキー


これで、貴重品を残してトイレに行っても大丈夫です。普通のカラオケ店では、ドアが心配で貴重品はトイレに持っていきます。そして、歌うときは、ミキサーがあり自分好みの音を出すことができます。他のカラオケと違うのは、ヘッドフォンをすることです。この朝の割引タイムは、このヘッドフォンレンタルも無料なのです。涙がでるくらいのサービスです。これまでの復習と予習をすると、一通り終わるまで40分以上かかりました。今日は2時間練習できたので、じっくり取り組めました。すっきりしてから、教室に向かいました。


▲レンタルヘッドフォン



▲低音・高音など調整できるミキサー


今日の担当の先生は、元アナンサーの女性の先生です。とにかく声が大きい。すごいパワーです。大きな声を出してから、声を小さくしていくことは可能、その逆は難しいとおっしゃっていましたがその通りです。それで思い出したのが、文字の大きさです。最近の学生は文字をとても小さく書きます。小さく文字を書く人に、大きく書けというのは難しいです。しかし、はみ出るばかりに元気よく大きく文字を書く生徒に、もう少し小さく書いてというと、すぐに書けるようになります。文字も声も同じだと思いました。

今日も、先週同様、
「口角をあげて、笑顔で」
とご指摘を受けました。声が低いので、おどかしているような読み方になっているようです。もっと笑うようにしないといけません。それと、つけるべき場所ではないところに抑揚をつけています。それも、課題です。そして、なかなか練習でもうまくいかない「外郎売」です。元々は歌舞伎の演目だったようですが、アナウンサーや役者さんの滑舌練習によく用いられる題材です。
書写山の社僧正(しょしゃざんのしゃそーうじょー)
奈良なま学鰹(ならなままながつお)
が言えませんでした。今回は全員で通して読む練習でした。一番声が大きくて迫力ある読みをしているのは先生でした。アナウンサーの方々は本当にパワーのある声です。
「基礎クラスにいるうちにしっかり学習したほうがよい。」
とどの先生もおっしゃっていました。その言葉を信じて、今日もお風呂で、脱衣所でドライヤーをしながら、練習をしていきます。私にできることは、練習のみ。がんばります。笑顔で。

[安藤忠雄さん]

2017-11-11 20:04:06 | 感じる
はじめまして。2018年、川崎で小学生むけ[こくご]を中心とした塾を創業予定のamimです。よろしくお願いいたします。
「こくご食堂」本日調理する食材は、[安藤忠雄さん]です。

建築家ということは知っていました。今朝の朝の番組で偶然見たのが、安藤忠雄さんです。建築という世界ではおさまりきらない方です。

現在はフランスのもと穀物取引所場を美術館にする仕事をされています。他にも地方に美術館などをつくり地域貢献もしています。中でも、大仏の肩から下をドームにして、頭は外にある建築は、とても新しかったです。

そんな安藤さんですが、今の若者を元気にしたいと、大阪中之島にこどもむけ図書館を寄贈する活動をされています図書館長には、IP細胞で有名な中山信弥さんを迎えるそうです。世界建築の最前線で御活躍されている安藤さんは、これからの日本を作っていく子供に目を向けられているのです。

私はニュースをみていて、どっきりしました。前半は建築のお話ばかりで、まさか「こども図書館」の話になるとは思っていなかったからです。「こくご」の学習は、読書がとても大切になります。大きな図書館には、沢山の本があります。図書館に行く人が、興味のない本もあっていいのです。自分の専門外の本を眺めているうちに興味を持つことがあるからです。本の背表紙をみるだけでもいいのです。絵本も、蔵書が沢山あれば、美術館にいるように絵をたくさん見ることができます。絵本から本を好きになるお子さんは多いですから。そして図書館の本を、図書館の公園ですきなだけ読むことができるそうです。木漏れ日の中で本を読むなんて、とても素敵です。そして、ご家庭で不要になった本の寄贈も募るそうです。家族で大切に読んできた本を、図書館で他の方々が読んでくださるのもいいですよね。

大阪にあるのが残念です。是非東京や横浜、川崎にも作ってほしいです。平成31年の夏休みまでに完成予定だそうです。大阪に行くことがあったら、是非たちよりたい図書館です。

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