予想通り、今回もひどいありさまだった。
文法問題では、形容詞や名詞の変化は、前回よりわかるようになっていた。
しかし、定体・不定体を区別する問題は単語の知識が足りず、ほぼ全て当てずっぽうだった。
文法問題で時間を取りすぎて、露文和訳・和文露訳は時間も足りず、
その上見たことはあるけれど意味を思い出せない単語が多くて、
和文露訳の二題の内、片方は手をつけられなかった。
解答のスピードを上げるのも、今後の課題となった。
試験終了後げんなりして、ロシア語学院から経堂駅までよれよれ歩いた。
しかしいつまでも虚脱状態で居るわけには行かない。
来月 20 日にはスペイン語技能検定がある。
もう始まっているんだ、と電車を待つ間に気持ちを切り替えた。
念のため『スペイン語の入門』を持っていたけれど、さすがに疲れて内容が頭に入らなかった。
自宅最寄り駅に着いて、立ち食い蕎麦屋さんに寄った。
かけ蕎麦をネギ多めにしてもらって、味わいながら食べた。
帰り道のスーパーでビールでも買おうかと思ったけれど、
次の試験の準備を始めないといけないので、止めておいた。
代わりにちょっと贅沢をしてサントリーの烏龍茶と、無糖のブラックコーヒーを買った。
今日はカフェインを取りすぎかもしれない。
まあ、無理をし過ぎない範囲でスペイン語を再開しよう。