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名も無きねこに

小さな良かったこと

2024-12-19 20:19:10 | わたし
今日は読書会に出かけて、小さな良かったことが二つあった。

昼下がり、隣の市の図書館に向けて家を出て、
途中ドラッグストアで買い物をした際、お釣りを落してしまった。
硬貨がコロコロ転がって冷蔵棚の下に入ってしまい困っていたら、
後ろの男性がつまみ出してくれた。
「100円は大きいものね」と男性の連れのご婦人に言われて、
わたしはひたすら頭を下げてお礼を述べた。
ありがたい、ありがたい。
これが良かったことのひとつめ。

電車に乗って移動して、駅から5、6分歩いて図書館に到着。
数年ぶりに来てみたら様子が大分変っていた。
先について場所取りをしているはずのイカを探そうとしたら、
玄関を入ったところでばったり行き会わせた。

一般の閲覧席は空きがあるものの、静かに本を読んでいる人たちが居る。
さすがにそこで本の読み合わせは出来ないと判断して、
同じフロアに入っているスターバックスに移動した。

スターバックスは注文の仕方が良く分からないんだよな、
と思いながらレジに並んだら、店員の女性が耳が不自由なので
メニューを指さしてほしいと言ってきた。
ホットコーヒーを注文して、手話で「ありがとう」と伝えたら大変喜ばれた。
簡単な表現でも通じて嬉しかった。テレビ講座を見ていた甲斐があった。
これが良かったことのふたつめ。

課題図書の『言葉と物』(ミシェル・フーコー 渡辺一民・佐々木明訳 新潮社 1974)
を取り出して、イカが気になるという部分をしばらく二人で読んでいたら、
三人目のメンバーである好事家氏が合流して、前回の続きからわたしが朗読した。

三時間くらいかけて、三人そろって頭を抱えながら第一章を読み終えた。
いくら頭数が集まっても、わたし達にはとても難しい本だ。
分からない、という事だけはよく分かった。

外もすっかり暗くなったので、今日の集まりはお開きになり、
次回の日取りを決めてから駅で解散した。

自宅最寄駅まで戻ってきて、駅前のブックオフへ行った。
取り寄せた『現代哲学の最前線』(仲正昌樹 NHK出版新書 2020)を受け取り、
スーパーに寄って夕食のパンを買って帰宅した。

寝る前にフーコーを読み直すかスペイン語の復習をしたい。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とまと)
2024-12-19 22:33:09
小さな良かったことが二つ。
とっても素敵なことが二つもあったのですね♪
読んでいて、私も嬉しくなりました。
返信する
Unknown (ammonite)
2024-12-19 22:51:24
とまとさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

今日は嬉しくなることが二つもありました。
こころが一日とてもホンワカしましたよ。
一緒に喜んでくださってありがとうございます。
返信する

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