Syl.Com.

名も無きねこに

at 2004 07/22 06:38

2006-06-28 21:50:58 | わたし
Dschinghis Khan

ドイツ語の勉強ということで、CDを買った。
曲のテンポにもよるけれど、そもそも詩のディクテーションは手ごわそうだ。
ブックレットにドイツ語で歌詞が載っている。
日本語のは書いていない。
せっかくだから、ひとつ訳してみた。

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モスクワ(R.Siegel B.Meinunger)

モスクワ
よそよそしく 秘密めいて
赤く光る黄金の扉
氷のように冷たい
モスクワ
おまえの真実を知る者は
燃える炎を知っている
おまえの内に熱く燃える火を

コサックたち
グラスを空けろ
ナターシャ
素敵だよ

同志達よ
人生に 兄弟たちに 乾杯だ

モスクワ モスクワ
グラスを壁に叩きつけろ
美しい国ロシア
モスクワ モスクワ
その心は大きく
夜には悪魔が跋扈する

モスクワ モスクワ
愛はキャビアの味がして
女の子たちはキスを待っている
モスクワ モスクワ
テーブルの上で踊ろう
壊れて崩れおちるまで

モスクワ
過去への扉
ツァーの代の鏡
血のように赤い
モスクワ
おまえの真実を知る者は
愛が燃えていることを知る
灼熱の愛を

コサックたち
グラスを空けろ
ナターシャ
素敵だよ

同志達よ
人生に 女の子たちに 乾杯だ

寒い日には
息まで凍りつき
通りにも広場にも人はいない
クレムリンが樹氷に覆われて
朝の日差しも寒がっている
モスクワは眠っているようだ
けれども夜には
グラスが音をたて
シャンペンの泡で洪水になる
みんなは踊り 笑い 愛し合う
その時 モスクワは生きている

モスクワ モスクワ
冷たいウォッカを生であおる
それで百歳も老け込んでしまう

モスクワ モスクワ
グラスが空だよ お父さん
蔵にはたっぷり まだあるさ

モスクワ
新しくて古い
おまえは永遠の内に
残るのだろう
モスクワ
鼓動は力強く 暖かく
富める者 貧しき者に
この街の者たちに

コサックたち
グラスを空けろ
ナターシャ
素敵だよ

同志達よ
人生に 兄弟たちに 乾杯だ

モスクワ モスクワ
グラスを壁に叩きつけろ
美しい国ロシア
モスクワ モスクワ
その心は大きくて
夜には悪魔が跋扈する

モスクワ モスクワ
愛はキャビアの味がして
女の子たちはキスを待っている
モスクワ モスクワ
テーブルの上で踊ろう
壊れて崩れおちるまで

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う~ん、頭の悪そうな曲調でこんな事歌ってるのか・・・
調べてみたら、歌詞の邦訳は存在するらしい。
一緒に書いておいてくれればいいのに。
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at 2004 07/21 02:43

2006-06-28 21:50:11 | わたし
独り言

クリプキぐらい読んどこうな。
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at 2004 07/20 06:22

2006-06-28 21:49:39 | わたし
ネギの花言葉

手元にあるトイレットペーパーに、花言葉が印刷されている。

チューリップ(ユリ科)
赤い花は「愛の告白」
きいろは「のぞみなき愛」
白は「失恋」
むらさきは「永遠の愛情」

そうすると、ピンクなら「告白してことわられる」になるのか。

野菜にも花言葉があるのか調べてみると、ちゃんとつけられているようだ。

ネギ:愛嬌者

「納期に遅れます」のほうがしっくり来ると思うな。
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at 2004 07/19 08:40

2006-06-28 21:49:01 | わたし
Hugh Gallagher's 'College Essay'

数年前から医学都市伝説で紹介されているHugh Gallagherの有名な小論文。
原文を掲載しているサイトを見つけたので、何を思ったか、朝っぱらから個人的に訳してみた。
もちろん医学都市伝説の翻訳も参照しながらだけど。


Hugh Gallagher's 'College Essay'

設問3:
本学入学試験にあたり、自己紹介として次の問いに答えてください。
「あなたの人間性に決定的な影響を与えた経験や業績を述べなさい。」

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わたしは活発な人間です。
壁をよじ登ったり氷を砕いていることで、みんなにはおなじみです。
昼休みをつかって、駅を再設計して熱滞留効率を改善したことでも、名が通っています。
キューバ系難民に差別的な表現を翻訳してあげたり、オペラ作曲で賞もとりました。
時間を無駄にすることはしません。
三日連続で立ち泳ぎして時間をつぶすこともありますが。

トロンボーンを繊細かつ天才的に演奏して女性を落とし、
急な上り坂でもスピードを落とさず自転車をこげます。
「30分チョコケーキ」は20分で調理できます。
漆くい塗りに精通し、恋愛においても達人で、ペルーでは無法者です。

たった一人、くわと大き目のコップ一杯の水だけで、アマゾンのとある村を
獰猛な兵隊アリから救いました。
チェロでカントリーの曲を弾けますし、メッツからはスカウトの声もかかっています。
数多くのドキュメンタリー番組にもとりあげられました。
退屈のあまり庭先に大きな吊橋をかけたこともあります。
街中をハンググライダーで飛ぶのも趣味です。
毎週水曜の放課後は、家電製品を無料で修理しています。

抽象芸術作品も造りますが、ものごとの分析にかけては具体的、賭博の胴元としては非情です。
わたしのデザインしたコーデュロイのイブニング・スーツには、
世界中の批評家たちも賛辞を惜しみません。
わたしは汗をかきません。
一市民でありながら、ファンレターが送られてきます。
クイズ番組で週末フリーパスを獲得しました。
去年の夏はニュージャージーで遠心力を証明するツアーをしました。
わたしの打率は4割です。
国際園芸サークルでは生け花の鮮やかな手並みが評判でした。
子供たちに信頼されています。

テニスラケットを投げて、動いている小さな標的に正確に当てられます。
『失楽園』、『白鯨』、『デイヴィッド・カッパーフィールド』を一日のうちに読み終えたときは、
ダイニングルーム全体の模様替えができる時間が余りました。
スーパーマーケットでは全食料品の正確な場所が分かります。
何度かCIAの秘密任務に従事したこともあります。
眠るのは週一回ですが、椅子に座ったままです。
カナダを旅行中、小さなパン屋を占拠したテロリストグループと交渉して成功しました。
わたしは物理法則を超越しています。

帳簿の精算や裏工作で、法の網の目をかいくぐり、大はしゃぎしながら、
一切の支払いを済ませています。
週末にはフルコンタクト式オリガミ大会に出場してストレスを解消しています。
何年か前、人生の意味を探り当てたのですが、書き留めるのを忘れました。
おろし金とオーブントースターだけでコース料理を4種類作れます。
ハマグリ養殖で受賞の経験もあります。
サンファンの闘牛、スリランカの崖飛び、クレムリンでのスペリングコンテストに優勝しました。
ハムレット役を演じたこともありますし、心臓切開手術で執刀し、エルビスと話したこともあります。

けれども、まだ大学に行ったことがありません。
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やってみてから思ったけれど、直訳っぽさから抜けきれてない部分もおおいし、
やりすぎのところもある。
設問のところの枕は意訳せざるを得ないけれど、日本語としてちょっとアレか。
”I balance I weave...”のあたりは、激しく怪しい。誤訳してそうだし。
この手のものは訳すのが難しい・・・

それにしても、「フルコンタクト・オリガミ」より、医学都市伝説での「格闘オリガミ」の方が、
格調高い訳だ。
おそるべし。
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at 2004 07/17 21:41

2006-06-28 21:48:17 | わたし
セミの骸をよけながら

ポストをみたら、大きな封筒が三つ詰まっていた。
来た。
差出元をみたが、間違いない。
この間トライアルをパスした会社と、独検事務局のものだ。

自室に封筒を持ち帰ったが、開封は後回しにして、台所でアイスコーヒーをつくる。
濃縮されたコーヒーがポーションパックに入っていて、それをカップにあけて牛乳を足すだけ。
缶コーヒーを買うより安上がりだし、この陽気にコーヒーメーカーに働いてもらうのも暑苦しい。
よって、これ。

アイスコーヒーをゆっくり飲み干してから、封筒を開けてみる。まずは翻訳会社のだ。
契約書のほかに、お手紙が入っている。

「翻訳者登録の件で機密保持契約書をおくるよ。これで正式に登録ってなるけど、
すぐに仕事があるんじゃないから。前から言ってるから分かってるよね。じゃ。」

・・・そうですか。
そう何度も念を押さなくてもなぁ。
トライアルの合否が分かるまで三週間、パスしたとわかってから10日間も待ったが、
どうなんだろう。会社の対応としては、動きが悪いように思う。
でもまあ、せっかくだから、登録はさせてもらおう。案件が来るといいな。

独検は級ごとに別の封筒で来ている。
一つ目を開封してみたら、4級の方だ。紙切れが三枚入っている。
受験級、番号、氏名とともに合否判定と得点が記載された「結果通知表」、
問題の正解を載せている紙、あとはドイツ語で書かれた合格証書だ。
わたしが見たかったのは結果通知表の得点だ。
4級は予想通り、満点で合格。気になる3級は、合格ではあるもの、残念ながら
100点満点中95.65点という中途半端な結果に終わっている。
勉強不足だ。

とにもかくにも、ずっと待たされていた契約書と通知が一緒に来たのは、
福音の到来というわけではないが、喜ばしいことだ。
予想外のうれしい知らせが来たのではなく、待っていたものが到来するのも、
待ち状態からの解放という点では喜ばしい。

景気付けに、冷凍庫に寝かせておいたBombay Sapphireをグラスに注ぐ。
仕事をさせられていた頃よりも、格段にうまく感じた。
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at 2004 07/16 18:51

2006-06-28 21:47:41 | わたし
明日のために

メールに返信した。
Acrobatそのものをインストールしてなかったので、
添付するPDFファイルの編集に少し手間取った。
まあ、返事は出せたし。
後は先方の評価を待つのみ

エグルように待つべし。
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at 2004 07/16 17:12

2006-06-28 21:47:09 | わたし
こ・・・こわ

愚痴を書き込んでいる間に、
先週連絡があった翻訳会社から、
いきなりメールが来た。

「いまちょうど案件があんで、いくつか質問ね」
待ったれや、トライアルはどうすんのよ?

「翻訳経験ってどうよ?自信ある?」、
「プレゼン資料の翻訳経験」、
「実際訳したサンプルみせろ」、
「もし仕事を頼んだら、どんくらい時間さける?」、
「見積単価」
などなど渋~い質問が並んでる。

頼むよ、まずトライアルにしておくれよ。
それともコレに答えてから、トライアル・・・?
ひとまず返事しようっと。
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at 2004 07/16 16:42

2006-06-28 21:46:37 | わたし
イホージンの遠吠え

自分がイヤンな思いをしない限り、何をやっても良いっていうのがルールですか。
その割には、エラく傷つきやすいのでございますね、あなた様方は。

あれでございましょうか、事実認定検定1級とかお持ちで、
あなた様方の仰ること、認めること、ただそれのみが
この世に存在した&存在しうる事態で、
私の申し上げるのは妄言のみ、そういうことでございますか。

はあ、申し訳ございません。そのとおりです、わたしはフツーではございません。
ですが、もしフツーというのがあなた様方を指す言葉なのでしたら、
そうありたいとも、
そうなりたいとも、
わたくしは思いますまい。
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at 2004 07/14 19:40

2006-06-28 21:46:00 | わたし
『猫の手帖』は高かった

仕事の紹介が来た。といっても例の翻訳会社ではなく、人材派遣会社だ。

自分の職歴などを登録・公開して、こちらの経歴やスキルを気に入った会社が連絡してくる
「スカウト」というサービスが、最近どこの求職サイトでも見かけられる。
スカウトなんていうとかっこよさそうだが、自分から派遣会社に登録するのと大差ない。
今回連絡をもらったのも、そうして某Webサイトに登録してある私を見つけた会社だ。

どんな仕事なのか、内容をみてみる。
ええと・・「マニュアル校正、他部署と折衝、情報収集作業」?
なんだか前にやってた仕事を思い出す。いやーんな感じ。
・・・ん?
「英語(目安:TOEIC600以上)をベースにフランス語の文章を読解できる方」
なんだフランス語って。
「フランス語もちょっと使う仕事やってたけど、あんまりできないよ」と、
わたしの登録情報にあるはずだ。
いいのか、それで?
英語の目安もそれでいいのか?

二三ヶ月前も他の会社から仕事のオファーがあった。
そのときは、電子辞書のイタリア語音声データの正しさを評価する作業だった。
ネイティブが入れた音声を最終チェックする、つまり私の後に評価工程がないという
ことなので、あまりの恐ろしさに即刻、辞退申し上げた。
でぎねぇっす、そんな大それたこと。

英語以外の欧州の言語は、あちこちで人材不足なのか。
でも、なんでドイツ語が無いんねん。
しかし背に腹は代えられない。そろそろわたしも『猫の手帖』ぐらい買える生活をしたい。
トライアル関連の方でなにも動きがなかったら、ちょっと問い合わせてみるか。
わたし程度だと、英語だけでやってくのは今日日難しいのね。

フランス語できる人が見たら、怒り狂うだろうな、こんな話。
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at 2004 07/13 01:16

2006-06-28 21:45:26 | わたし
宇宙船とワタシ、本のページを繰ること

自傷行為やその他のことで、すごく悩んでいる人の日記を読んだ。
その人のしていることは、きっと他の人からすると、おかしく見える。
正直に言ってしまえば、もし私がその現場に居合わせたら、こわいと思うだろう。

でも、その人がどれほど悩んで苦しんでいるのか、
身の回りの人に対して申し訳なく思いながらも、
自分の行為を止められないことへの苛立ちを読んでいると、
とても、とても胸が詰まる。
まったくの当て推量だけれども、他の人に自分の全部を肯定してもらいたい、
そんな気持ちを持った人じゃないかと思った。
読んでいて、わたしもさみしさを感じた。

わたし自身思うに、きっと、人の全部を完全に理解するうことは、原理的に無理だろう。
「ヒト」なんて一般的な存在を指す3人称を使うと、話が大きくなってしまうが、
でも、そう思う。
以前の職場で、ちょっとしたことから、「ホントにそう思ってるのか」と突っ込まれたことがある。
そのときは、ヒトがホントに思っていることなんて理解できるはずないだろう、
と抽象的な反論をしてしまったが、まあ、話の相手はそんな答えを聞きたかったのでは
ないのは、よく分かっている。

それは置いといて、
ワタシというのは、一人乗りの宇宙船みたいなものなんじゃないかと、ふと想像してみた。
それぞれが、それぞれの宇宙艇に一人きりで乗り込んでいて、
虚空の中を思い思いの方向に航行している。
ときおり近くを同じ方向に進んでいるほかの艇と、パイロット同士、窓越しに挨拶したり、
無線で交信したり。そうしたやり取りを通じて、相手はどういう人なのかを自分で思う。
うまくすれば、宇宙艇同士を接触させて、より感度の高い通信もできたりして。
けれど、自分の宇宙艇から出て、相手の艇に移るなんてことはできない。
そんな便利なエアロックなんてない。
最終的には、交信内容、窓越しにみた相手の貌、あるいは相手の宇宙艇のシェルをながめて、
そういう全部をひっくるめて、相手のことを思いやることしかできない。
どうしても、他人の宇宙艇の内部を直接目にするのは、できない。

たまに、ホントの自分を誰も分かってくれないと悩む人を見かける。
気持ちとしては、よくわかる。
けれど、ホントって、なんだろう。
なかに乗り込んでいるパイロットも自分なら、
他の人に見えている自分の宇宙艇の外殻も、その人の一部じゃないか。
最終的に、他の人の宇宙艇に乗り移れないんだとしたら、そう考えても矛盾はない。
もちろん、乗り移れないと決めてかからず、なんとかして同じ艇に乗ろうとしている
人もたくさんいる。そういう人も、何人も見たし、会ってきた。
この点では、わたしは後ろ向きの考えだろう。

ニンゲンというのが、本のように、コッカラココマデという限られたページ数で
構成されているものだったら、話も楽だ。相手を知りたかったら、最初から最後まで、
ページを繰っていけばいい。
なんなら、目次や奥付に書いてあることも全部憶えてもいい。
でも、本の場合でもどうだろう。
その本の装丁をながめて、ページを繰って、全部読むことができても、
その内容を理解できるとは限らない・・・かもしれない。
とはいえ、すくなくとも、カンゼンなリカイという事への可能性は、ある。
相手の全部を知ることが、そこにはあるんだから。
宇宙船のばあい、知ることができない領域が、どうしても残ってしまう。
知ることができないものを理解するなんて、話がおかしい。

相手を知って、こちらのことを知ってもらうには、相手とたくさん交信する機会を持つしかない。
たまには、決死のおもいで自分の宇宙艇をあいての船に接触させて、通信の感度を
高めるために、場合によっては、こちらの船の外壁の塗装がハゲたり、
悪くすればエンジンが損傷するかもしれない。
宇宙船派のわたしには、そのぐらいしか方法はおもいつかない。
そんなブキヨウな付き合い方しか、わたしにはできない。

むかし、ヘッセの詩で好きな一編があった。
「樹」(“Die Baeume”)とかいう詩だったか、「人間とは独りなのだ!」ということを
詠ったものだったとおもう。
その詩を書いたころのヤツとなら、いい交信ができそうだ。
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