今回の舞台は幕末。
身分や立場はさまざまなれど、
当然、男も女も、
江戸末期に生きる人間たちです。
そして、今回目指すのは、
きっちりとした本格時代劇!
・・・ということで、
今、全員で、
時代物の所作を勉強中でゴザイマス。
私は、和物の芝居はかなりやってるし、
着物もよく着てるし、
日舞はほんのちょっとしかやってないけど、
落語をさんざんやってきたし、
けっこうできてる、つもりでおりました。
ところが、あらららららら、でございます。
まるっきり、できないじゃん!
(言葉遣いが変わる)
自分とは関係のない所作でも、
侍はどっちの足から立ち上がる、とか、
町人はどう座る、とか、
知らないことばかりで、
稽古の間中、ほぉ~~~~、と感心することばかり。
いいなぁ、きれいな所作って

姿がぐんと美しく見える。
あこがれます。
だって、主宰(演出家)の佐藤さんが、
「こうやって、こうだよ」と見本を見せてくれると、
なんと誰よりも、女っぽく、美しい・・・。
ご存じない方に、写真を見せます。
以前、出した写真です。

この体型の、このオジサン(失礼!)に、
女子全員、美しさも色っぽさも負けてる、って

おい、若いモン、がんばれ!
(すごい他力本願

またしても皆無といわれる「色気」に挑戦です

ちなみに・・・、
色っぽい所作も、美しい所作も、
根本は腹筋をはじめとする筋肉次第。
弱々しい姿も、がっつりついた筋肉がないとできません。
女形がきれいなワケだなぁ。
そして、私のネックは、
侍のような男らしい歩きかた、なんだそうな。
・・・道は・・・遠いな・・・・・・・・。