地震の影響で稽古スタートが遅れたため、
すでにかなり前から、毎日の稽古になっています。
毎日、といったら、ホントに毎日です。
これからも千秋楽まで、1日も休みのない日々が続きます。
といっても、そうそう出演者全員は揃わないんですね。
劇団なんかだと、そろって当たり前のところもあるんですが、
商業演劇とか、有名どころが出ている場合は、揃わなくて当たり前。
初めて全員揃ったのは本番だった、なんて話もあります。
我々のような小劇場でも、なかなか全員揃うことはありません。
となると、必要になるのが代役なんですね。
代役には何かと暗黙の了解のようなものがあって、

遠慮ってことなんでしょうが、
私なんかは言ってもらえたら、大喜びでやっちゃいます。

ま、そりゃそうですよね。
その場で、本当の役の人の雰囲気に合えばいいので、
じっくり役を作る必要はありませんから。

だからお互いに代役をやりあう、って人も出てきます。

自分が出てるのに2役は無理。
これは読み合わせでも避けるようにします。
なんですが、今回、女郎の誰かが休むと、
必ず代役に名指しされるのが・・・、
斎藤一役の吉田匡孝さん。
あれ? なんか、今回のブログ、よっしーネタが多いなぁ。
ま、いいか。
それだけ目立つ、いい役者さんなんですよ。
さて、
今回、歴史上の人物はほとんど登場しません。
その中で、斎藤は、数少ない実在の、新撰組三番隊組長。
クールで感情を見せない、剃刀のような剣の達人・・・。
いろいろな意見があるようですが、
今回の斎藤一は、そういうキャラになっています。
・・・なのに、
・・・やってくれてますよ~。
演出家のご指名で女郎役

ご本人は、けっこう楽しそうだし、
巧い役者さんだから、すんごく色っぽいし、
問題はないんですが・・・、
見てる方は大笑い。
出てる方は、笑いをこらえるのに必死。
でも、一番かわいそうなのは・・・、
相手役、中村半次郎(おっ、これも実在の人物だった!)役の武市悠資くん。
坊主頭の男性に色っぽくくっつかれ、
がっつりラブシーン。
何といっても、女郎宿のシーンですからね。
ちゃんと頑張って吉田さんと愛し合ってますけど、
おーい、目が笑ってないぞ~(笑)
濃ゆいラブシーンは、さすがにシャッターをきる気にならず、
ま、





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