あっち行ったりこっち行ったりしながら、
やっと劇場までたどり着きました。
いよいよ恒例の舞台裏探索、スタートでゴザイマス。
が、その前に、ひとつ、
今回ならではの、とっても大事なスペースをご紹介いたします。
楽屋から裏階段を少し上がった、階段のおどり場。
この、そこそこ広いおどり場に、
こんな髪結いコーナーがありました。

なんと今回は、
毎日プロのヘアメイクさんが劇場に来て、
私たちの髪を結い上げてくれていたのです。
だから、
みんな、あんなに髪がきれいだったんですね。
(んなもん、自分たちじゃ、ああはいきませんよ)
といってもさすがに人数が多すぎるため、
簡単な髪は、このように、
主宰の酒井さんがヘアメイクさんに早変わり。

(彼女、ホントに何でもできちゃうんです)
だいたい小劇場なんていうのは、
日本髪であろうが、明治の髪であろうが、
なんだって自分たちで何とかせい!
というのが当たり前の世界ですから、
ヘアメイクさんが、当時の髪型をいろいろ研究して、
1人ずつキャラクターに合った髪形を考えて、
(リボンの大きさまで、それぞれ違うのです!)

それを毎日作ってくれるなんて、
もうほとんど夢の世界です(笑)
特に髪を作るのが下手な私にとって、
どれほどありがたかったか!
それも今回の私の髪は複雑で、
大きく膨らませた頭のてっぺんに、
こんなコーンのような塊を乗せました。

もちろん、このコーンも、
ヘアメイクさん苦心の手作りなのですが、
・・・やはり、これだけのものを頭の上に固定する、
というのは、かなり難しいことなんですね。
あ、いや、
普通に固定するだけなら、問題ないんです。
ただ、私の役が、よく怒る役だったのが問題で・・・。
<つづく>


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