望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

「見よ」ウラ話&ウラ写真(その23) 下手へGO!

2018-04-07 17:02:28 | 舞台・ウラ話

にぎやかな女子楽屋を出ると、
もうそこは、下手の舞台そで。

まぁ、例によって決してキレイとは言えない、
種々雑多な景色が見えます。


すでに右側に、
談話室の大きな窓らしきものが見えますね。


そして数歩進むと、このように白い線と矢印が。


実は、これ、見切れ線なんです。


見切れ線とは、
ここから出たら客席に見えちゃうよ、という線のこと。

このウラ話では、お馴染みの白線ですね。

ただ見切れ線は、本来、
ドアや出ハケ口に、引かれるものなんですが、
ドアでも出ハケ口でもない、ここに何故?


その答えはこちらに


つまり、普通に通ると、客席から丸見えなのです。
で、どこからどこまでが見えてしまうか、を、
この白い線と矢印で教えてくれているのです。

ということで、この白い線の間は、
全員、匍匐⇒ほふく前進で進むことになります。


これ、舞台裏では結構よくある話なんですが、

・・・しかし、今回は何といっても袴!

まぁ、袴のすそは踏んづけるは、着物は着崩れるは(笑)

その上、今回はとてつもない早替えの連続!

だけど、着替えに楽屋へ戻るには、
必ずここを通らねばならない。

  んなこと、できるか!

ということで、反対側の上手に、
早替え用の着替え場所ができました。

このあたりの話は、
また上手に進んだときに、
お話ししたいと思います。


でも、この、ほふく前進。
もうひとつ、意外な落とし穴がありました。


    <つづく>





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