望子のただいま稽古チュッ!

稽古、公演、プライベート
・・・オバサン役者、木村望子の日々。

たんこぶ立ち回りの補足

2011-04-16 00:18:11 | 演劇・舞台・小劇場
 
これ、昨日のブログを読んでる人じゃないと、
絶対にわからないタイトルですね。

というか、


今後、稽古場で、このシーンが、
「たんこぶシーン」という名前になりそうな気が・・・

・・・あまり嬉しくないけど。



で、あの、補足というのはですね、

こんなに大騒ぎをしたんだから、

<どれほどすごい立ち回りをするんだろう>

と思われると困るので、書こうと思ったんです。


私にとっては、これからも練習あるのみ!
すんごく大変な立ち回りなんですが、

所要時間は 5秒


はい。1、2、3、4、5、の5秒だけです。


だから、ほんっとにみんなすごいと思います。
10分くらいの立ち回りをやっちゃうんですから。

細かーく細かーく、手をつけていって、
それを体に叩き込んで、
ものすごいスピードで見せていく。

見るのとやるのとじゃ大違い!

これからは、どんな下手な殺陣でも、
「ヘタクソ」なんて言わないようにしよう 



その上、私が回ると、ダンスのターンみたいに、
なぜか首がくるっと回っちゃうんです。

ダンスのターンは下手なくせに、
なぜ、立ち回りのときだけ、
わざわざダンサー・ターンになるんだっ



でも今日は、立ち回りの相手の吉田さんが、
稽古の合間にゆっくりと教えてくれました。

吉田さん、昨日は休みだったんです。
で、その間に、しっかりこれを読んで大笑いをしてくれたようで

何も言わなかったのに声をかけてくれて、
これ以上ないというほど、ゆっくり丁寧に教えてもらえました。
(よほどヤバイと思ったんだろうな~)


うん!
スローモーションならできるようになったぞ 
(こんだけやって、それだけかいっ!)

みんな親切だから、きっと大丈夫さ!



それにね。

たった5秒ではありますが、

ちゃんとできたら、かっこいいんです。


だから、頑張りますよ~、

5秒に命をかけますよ!



・・・命かけなくてもいいから、ちゃんとやれ、と言われそうだけど 




       

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わ、私が! た、立ち回り!!

2011-04-15 00:34:22 | 舞台・ウラ話
 
な、なんと、青天のヘキレキでございます!!

私が、この私が!

<立ち回り>をすることになりました!


もちろん、ほんのちょっと、なんですが、

それにしても、まさか私が、
   
   で、できるのか???


昨日は男性だけの殺陣稽古だったんですが、
そのときに、すでに手はついたようで、

今日、私が稽古場に現れると、

「望子さん、かっこいいですよ~。
 頑張って下さいねー」

なんて、男の子たちが言ってくれるではありませんか!


え~~、ちょっとぉ、かっこいいのぉ?
むふふふ、私、かっこよく立ち回りしちゃうのぉ?
まぁ~~、どうしましょ~~ 


いや、そりゃ、バカだと思いますよ。
難しいくらいのことはわかってますから。

でもね、たとえ一瞬だとしても、
かっこいい立ち回りができたら、すごいじゃないですか!


ということで、稽古前の時間に、
アルフさんに私の手を教えてもらうことにしました。

まず、アルフさんが自分で、
言葉で説明しながら、動いてくれました。

「ふんふん。なるほど」

って、おとなしく聞いてりゃよかったんです。

それが、

「ふんふん、なるほど。で、そこで倒れるわけね」

と、思わずやってみちゃったんですね。


だってさ、やってみたいじゃないの。
倒れてみたりとか、って、
なんか、いっちょまえに立ち回りやってる気分になるじゃないの。


で、刀を抱えたまま、バタッと倒れたら、





なんと、



刀のサヤが眉間(みけん)にガッツーーーン 



力いっぱい倒れて(なぜそんなに力を入れたんだ?!)
全体重をかけて、顔にサヤを激突させたんですね。

もう~~、痛いの痛くないのって


「うわっ、大丈夫ですか」
「冷やすもの、持ってきますか?」
「薬かなんか・・・」


いいっ、いいっ、いいのっ!!


みんなに気遣ってもらえばもらうほど、

私は恥ずかしいんだからーーーーっ


と言っているうちにも、

ぽこぽこぽこ、と、打った場所がふくらんできました。
典型的な「たんこぶ」です。
それも、眉間にぽっこりと 



いくらなんでも、バカすぎだろうが 



立ち回りを、1度もやらないうちに、
たんこぶ作ったなんて 



立ち回りの歴史に刻まれちゃうよ~ 



とやっているうちに、少し遅れて主宰が到着。

私の顔を見た途端、ものすごく心配そうに、

「あれ? どうしたんですか?」
                
「いいんです、いいんです。
 とにかく、聞かないで下さーーーーーい 



はぁ~~、


ホントにこんなので、立ち回りができるんだろうか・・・。


明日、青あざになってても、
みんな、見て見ぬフリをするのだぞ
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稽古場ウラ話・・婆さん???!!!

2011-04-13 22:27:31 | 演劇・舞台・小劇場

台本が完成して、
今、細やかに、ワンシーンごとの立ち稽古が進んでいます。


そして・・・、

今回も「婆さん」と呼ばれることが何回もあります。


最近はもう、何も感じませんが、

これね~、
最初に読んだ時は、かなり引っかかりました。


台詞とはいえ、あんまり「婆さん」を連呼されると、
なんとなく不愉快になって、だんだんハラが立ってくるんです。

「将門」の時もさんざん「婆さん」って言われて、
もうほとんど一生分言われたつもりだったのに、

またかいっ、って。



これは、お年頃なんでしょうね 

まったく無関係な時は平気なのに、
決して遠くない未来に「婆さん」になる人間は、
「婆さん」という言葉に過剰反応しちゃうんですよ。

ほら、若い時、初めて「おばさん!」って呼ばれた、
あのショックというか、

言ったヤツを「殺したろか!」とまで思う(おいおい)、
あの気持と同じなんです!


こういうのは感情だから、どう言ったってダメなんですよね。

大人げないのは重々承知ですっ。


ってことで、最初に読み稽古した時の帰り道。

仲のいいよっしー(吉田匡孝さん)に、
感情の赴くまま喋っちゃいました。

「だいたいさぁ、なんで、私が婆さんなのよ。
 さすがに婆さんには見えないでしょ。
 どーたらこーたら、ぶつぶつ、グチグチ」

「まぁ、時代が幕末ですからね」

なんて、吉田さんも、当たり障りなくおさめてくれて、
(あまり関わり合わないようにしていた?)


私は私で、あとから、
(うわ、大人げないことを言っちゃったなぁ
と恥ずかしく思ってたんです。



まぁ、それもすっかり落ち着いて、

言ったことすら忘れていた、次の稽古で、

主宰が、年齢の説明をしてくれました。

「女郎たちは17、8だからね。
 お袖はしたたかだけど、11とか12だよ。
 で、望子さんのお伝は、30代後半ですから」

で、みんなの、
「おーーーっ」
という声にかぶせて、主宰が続けました。
 
「そうなんですよ。
 このころの『婆さん』って、30代だったんですよ」


ははは、そうよね~
いや、ホントに、お恥ずかしい。


でも・・・、その後も、

妙に主宰が、
「婆さん」に過剰に気を遣ってくれるような・・・。


「『婆さん』をそんなに大きな声で言わなくていい。
 怒られるぞ!」

「婆さんじゃないのに婆さんって呼ばれるから、
 お伝は文句を言っているわけで」


・・・ん?


なんで?


なんかあったの?


・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・


あーーーーーーっ、




よっしー、チクったなーーーーーーっ!!!




もう~~~、恥ずかしでしょっ



あ~~、

何でもすぐ、ぱーぱー喋っちゃうクセ、
いい加減に直さなきゃ~~~。

これで、どんだけ失敗してるかわかんないものなぁ



 稽古場にて 

殺陣の稽古。
手前の2人が、主宰(佐藤さん)と吉田さんです。





       

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ほんでもって、女子全員にダイエット命令下る!!

2011-04-12 23:46:33 | 演劇・舞台・小劇場
 
日本髪で喜んだのも束の間、

続いて、主宰からお達しがありました。


「女子全員、もっとやせること!」

は、は、はーーーい 


ただですね、若いみんなの名誉のために言いますと、

このカンパニーの女子、誰も太ってません。

特にこの3人なんて、ガリガリです。


他の女子も普通よりは細めだし、
一番太ってる私だって、標準よりは細いんです(ちょっとね


それでも、このくらいじゃ足りない 

とにかく、もっと痩せなきゃダメなんだそうです。



その理由は・・・日本髪 



昨日、書いたように、今回は、
全員、自毛で日本髪を結います。

ところが日本髪になると、
すごく顔が太って見えるんですね。
(まだカツラの方が、ボリューミーなのでマシかも)


なもので、

「美しく」なければならぬ女性は、
もっともっと痩せなくては!!!

ということなのです。



じゃぁ、私は無関係・・・みたいなもんですが、

いえいえ~~~、

今度は違うのよ~~

トシをとっていても、
どこかしら、美しくあらねばならないのよ~~

なんといっても、元は女郎で、
今も女郎宿を経営している女ですからね、

やっぱり、色気が残ってなきゃいけないんです。


汚い婆さんじゃ、ただの婆さんになっちまう。

ということで、

はいっ、ワタクシもダイエットメンバーです!


「将門」のときに少し痩せたのですが、
またすぐリバウンドしちゃったので、

目標は・・・5キロ・・・あ、ちょっと無理かな 

3キロ・・・くらいにしておこうかな?

でも私、顔はぜんぜん痩せないんだよなぁ。
(今から言いワケ・・・おいおい


       

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自前の髪で日本髪!写真見て下さいね!

2011-04-11 23:11:42 | 演劇・舞台・小劇場
 
所作、帯と、それっぽくなる準備が進む中、

もうひとつ、

時代劇にどうしても必要なアイテムがあります。

 それは、髪! 

つまり、女の日本髪と男のちょんまげなんですね。


小劇場を観慣れた方はご存じの通り、
小劇場の時代劇は、
現代の髪のままでやったりします。

だから、別に何でもないんですが、
小劇場に馴染みがない方には、
どうしても違和感があるようですね。

そりゃそうですよね。
普通に背広を着るような髪型で、刀を振り回すんですから。


なぜ、そんなことをするか?

まぁ、強い意思でやっている所もあるでしょうが、

ほとんどのカンパニーの理由は、

   お金がないっ 

かつらは借りるだけでも高い上に、
借りるだけじゃダメなんですね。

頭に合わせなきゃならないし、
頻繁にプロの手を入れないと崩れてしまう。

そんな余裕、あるワケないんです。


でも、今回の芝居は、

<きちんとした本格的な時代劇>

      ・・・しつこい

そこで、
こちらのカンパニーは、すごいことをやっています。

お金がないなら、自前で結っちゃえ

これまでの芝居も、みんな自前でやってきたんだそうです。

なので、はい、今回もやります!
みんな、自分の髪で、日本髪を結って舞台に出ます!



・・・ということで、

朝から女子だけで集まって、
日本髪の大勉強会。

初めてのチャレンジ、見て下さいませ!

 まずは工作。

みんな、そんなに髪が長いわけではないので、
髪の中に、ニセモノ(あんこ)を入れるんですが、
まずそれを作らなきゃいけません。



筒になっているあんこをほぐして、
少しずつ取って形を作っていくんですが・・・、

ここからが既に大騒ぎ。

「えーーー、なんでこんなに、まとまらないの?」
「あー、左右対称にならない~」
「柔らかすぎた。あーん、もう一度やりなおしーーっ」

わいわい、キャァキャァ。
女子ばっかりだから賑やかなこと!



 そして、「作品」完成!



いろんな形のあんこを、1人5個使います。
なんか、あんまりキレイじゃないけど、
こういうモンなんです!



 さぁぁぁぁ、結っていくぞっ。

これも、先生は秋場千鶴子さんと経験者の海老原利奈ちゃん。



人の髪って、こわいんですよね。
引っ張ったりすると、痛くしそうで。

で、最初は本当におっかなびっくりでやってるんですが、
だんだん、

「んなこと、言ってられるか!」

状態になりまして(笑)

痛きゃ遠慮せずに言えばいいので、あとは進むのみ!



こういうプロセスを経まして、
 (どうでもいいけど、利奈ちゃん、可愛いな)





 そして、かんせーーーーい 

やったぁ、わーーーい 



これ、誰かわかります?
私なんですよ、私。

ね、ね、色っぽくないですか?
(ミョーに興奮)

色気のない女と自他共に認めている私が、

ちょっとぉ、色っぽいじゃないの!
(後ろ姿だからね)

ペアを組んだ海老原利奈ちゃんに結ってもらいました。

そう、今度は彼女と親子役なんですよ 


ここでみんな「ほ~~」っとひと息。

日本髪でジャージ姿のまま、お昼を食べて、
(さすがに稽古場の中で食べました



 最後の仕上げに着物(まだ浴衣だけど)を着て、

この2人は、今回初参加。
花風みらいちゃん(帯結んでいる方)と、平野麻美ちゃん(ピースの方)です。
(この2人もとっても可愛い!)



遅入りで稽古場に現れた男たちの、
ニタニタ顔(絶対、何か言いたがってるだろっ!)も、ものともせず、

全員、ドヤ顔で稽古に入りました、とさ。


ちなみに、この日はもう一人、
女郎役の奈央ちゃんも日本髪になりました。

写真も撮りました。
だけど載せていません。

あの、ね、
私が、奈央ちゃんの髪を結ったんですが、

なぜか、サザエさん!! になってしまった 

なもので、写真をお見せできません 
次回は必ずや 

奈央ちゃん、ゴメン!


         

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お久しぶりです

2011-04-11 00:04:16 | 演劇・舞台・小劇場
 
少々、体調を崩し、稽古を休んでいたのですが、
今日、やっと復帰しました。

そして、今日はお豊役の羽衣堂彩ちゃんが、
りんごの蒸しケーキを作ってきてくれました。

甘いものとなると、まずは女子が一気に全員集合!




あ~、やっぱり稽古場はいいなぁ。
ほんのちょっと戦線離脱しただけなのに、
なんか妙に懐かしい。

さぁ、あらためて頑張りまっせ!


       

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包み紙が違うだけなんだけど

2011-04-04 23:07:23 | 暮らし・花・趣味
 
こういうチロルも買っちゃう人間がいるから、

こういうチロルも売り出すんでしょう。


はい。バカです。

でも、趣味とは、こういうものです。


中身は同じの、カピパラくんとミッフィーのチロル 



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いざ幕末へ! 本格的に帯を結ぶぞ!

2011-04-03 23:47:43 | 演劇・舞台・小劇場
 
着物の帯の結び方というのは、
本当にたくさんあるようなんですが、

普通、結ぶのは、お太鼓か文庫か貝の口。

これだけできれば上等、って感じです。


でも!

しつこいようですが、今回目指すのは、

<きちんとした本格的な時代劇>

なんですね~



・・・ということで、


この前、女子全員で、
幕末頃の帯結びの勉強会をやりました。


町民の女たちは、角出しと呼ばれる結びかた。
もっと下層の、我々、女郎宿チームもこの帯結びです。

女郎だからって、
年中、襦袢姿っていうのは、あれはウソのようですね。

普段はちゃんと着物着て帯も結んでいたんだそう。
そりゃそうだろうなぁ。
あとは、着崩れなどで生活がわかるんだと思います。


そして、お武家様の家族チームは、
時代劇ではおなじみの、きちんとした一文字。

普通の現代っ子なのに、
一文字を締めると、
急に、お堅い武家のご内儀に見えたりして。

やっぱり、日本人なんですね~。
帯ひとつで、なんとなく、
そのキャラクターの生活が見えてきます。



なーんて、気楽に言っていますが、
まあ、覚えるのに全員汗だく。

帯って、生地が堅いから、
結んでいるだけで汗がにじんできちゃいます。


劇団員の秋葉千鶴子さんが先生。
経験者の海老原利奈ちゃんが助手で、
お互いに絞め合います。
(って言うと首絞めてるみたいだけど)



普通の帯なら自分で結べるんですが、
これは自分ではまず無理なので、

順番にあーでもないこーでもないと、
頭も帯もこんがらがらせて結んでいきます。


でもね、こういう作業をすることで、
みんな仲良くなれるんですね。

わかんなくなって思いっきり恥かくし、
格好なんてどうでもいい状態で帯と格闘するし、
一種のスキンシップにもなるし。


うふふ。

今回のメンバー、とってもいい感じです。

汗だくで結んだ帯で、女性軍勢揃いの図。




さぁぁぁぁ、これを結んで、芝居の稽古だっ!
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いざ幕末へ! まずは所作から

2011-04-02 22:20:57 | 演劇・舞台・小劇場

今回の舞台は幕末。

身分や立場はさまざまなれど、

当然、男も女も、
江戸末期に生きる人間たちです。


そして、今回目指すのは、
きっちりとした本格時代劇!


・・・ということで、

今、全員で、

時代物の所作を勉強中でゴザイマス。


私は、和物の芝居はかなりやってるし、
着物もよく着てるし、

日舞はほんのちょっとしかやってないけど、
落語をさんざんやってきたし、


けっこうできてる、つもりでおりました。

ところが、あらららららら、でございます。

まるっきり、できないじゃん!
(言葉遣いが変わる)


自分とは関係のない所作でも、

侍はどっちの足から立ち上がる、とか、
町人はどう座る、とか、

知らないことばかりで、
稽古の間中、ほぉ~~~~、と感心することばかり。



いいなぁ、きれいな所作って 

姿がぐんと美しく見える。

あこがれます。


だって、主宰(演出家)の佐藤さんが、
「こうやって、こうだよ」と見本を見せてくれると、

なんと誰よりも、女っぽく、美しい・・・。


ご存じない方に、写真を見せます。
以前、出した写真です。



この体型の、このオジサン(失礼!)に、
女子全員、美しさも色っぽさも負けてる、って 

おい、若いモン、がんばれ!
(すごい他力本願 

またしても皆無といわれる「色気」に挑戦です 


ちなみに・・・、

色っぽい所作も、美しい所作も、
根本は腹筋をはじめとする筋肉次第。

弱々しい姿も、がっつりついた筋肉がないとできません。

女形がきれいなワケだなぁ。


そして、私のネックは、
侍のような男らしい歩きかた、なんだそうな。




・・・道は・・・遠いな・・・・・・・・。
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台本増えてきました

2011-04-01 02:15:35 | 演劇・舞台・小劇場
 
はいっ、今日は、
私がしっかり出るシーンが上がってきました。

今回は、女郎屋の女将です。

なかなか面白そう。
オイシイ役にもなりそうです。

まだ江戸っ子の口調で啖呵きってますが、
これが京都弁になると、
またぐっと変わるんでしょうね。

大変だけど、両極端の2つの言葉で、
同じ台詞を言えるなんてチャンス、
なかなかありません。

いろいろイロイロ、楽しみです。

これまで未定だった役も、全員、決定しました。
適材適所!
なかなかいいキャスティングです。



今日。

稽古場で読み合わせをしていて、
ふっと思いました。

あ~、私、また稽古場にいるんだ・・・って。

また芝居やってるんだ。
うれしいな、幸せだな、って。

バカみたいなハナシなんですけどね。

こんなに長いことやってるのに、
今でも時々、こんなこと思います。

「役者バカ」とはよく言ったものです 



写真は休憩中の武市君とアルフさん。



今回、男性は全員、袴姿です。

といっても、稽古の時は、浴衣に剣道袴。

これではあまり武士には見えませんね 
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