さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

占い

2006-03-17 | フェア

 坂崎母は、朝から嬉々として築地の場外市場へ出掛け、午後は銀ブラののち、無事、今度は新幹線で名古屋へ帰っていったようです。母とは入れ違いに河村も東京へ戻ってきました。

 「プランタン銀座アンティークバザール」もあと三日間を残すのみ。佳境に入ってきました。さて、今回からプランタン本館地下2階の会場に移った訳ですが、本館地下2階と隣のモード館をつなぐ地下通路の脇に占いコーナーがあったことをご存じでしょうか?私達ディーラー仲間も、長らくプランタンのお仕事をしていたにもかかわらず初めて知り、「こんなところに占いコーナーがあったんだ!」と興味津々、話題になっていました。

 占い師は毎日日替わり交代、しかも先週のこの曜日はみてもらいたい女性で大にぎわいだったのを思い出し、好奇心旺盛な私のこと、お客様の少なくなった時間帯を見計らって、サッと占いコーナーに飛び込みました。

 「何を占いましょうか?」といちょっぴりミステリアスな占い師の彼女の問いに、迷うことなく「仕事運を!」と答える私。私の生年月日から何やら手際よく紙に書き出し、計算を始めます。

 彼女から聞いたことを要約すると、私の星回りには強い社会性の星(ようは仕事の星らしいです。)があり(というより、「その星しかない。」と言われました。)、「仕事をすることでしか、満足感を得られることがない人」とのコメント。仕事一色で、特に趣味もない私は、最近「果たして私の人生、これで良いのか?」と微かな疑問を持っていたのですが、そのことを告げると「あなたにとって仕事が趣味のようなもので、趣味が仕事のようなもの。仕事以外の他のことを何かを一生懸命しようとも、結局は仕事に戻ってきます。」と断言され、「一生死ぬまで仕事をするタイプの人ですね。(笑)」とまで言われました。「死ぬまで仕事」はともかく、何となく納得。

 そして「人に使われることにはまったく向いていません!」との意見に、その昔若かりし頃、私がカタギだった時代に何度か転職をした頃を思い出し、「ホントにそうだ!」と心の中で頷きました。でも、人に使われることも向いていなければ、人を使うことにもまったく向いていないそうなのです。「一緒に仕事が出来るのは、ほとんど同じ方向性を持った人のみ。」と言われ、「それって、河村のことね~。」と深く頷いたのでした。

 そして、今年と来年は、一年の周期で言えば「秋」にあたるので、豊穣な収穫を迎えるためにも「今が頑張り時です。」とのご意見。日頃自分でもよく分かっていることを、赤の他人からそっくりそのまま言われ、「やっぱりそうなんだ~。」と妙に納得してしまいました。

 生年月日の他に、タロット、手相もチェックし、約20分で終了。「死ぬまで仕事」の言葉が強烈に頭にインプットされ、戻ってきました。その後、アンティークディーラーみんなが占いコーナーを訪れだし、アンティークバザール会場は、この日ちょっとした占いフィーバーと化したのでした。

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