さかざきが綴る「アンティークな日々」

アンティークディーラーさかざきがアンティークのこと、日常のことを綴っています。

もうひとつの占いのお話

2006-03-19 | フェア

 昨日の占いの話で思い出しましたが、実は数年前、まだ河村と出会う前にビスクドール作家の富野嬢に誘われて、彼女の自宅近くの占いに行ったことを思い出しました。思えば私って意外と占い好きだったのですね。ま、おこずかいで楽しめるお遊びという感じでしょうか。

 富野嬢に小さな事務所のようなところに連れて行かれると、占い師はごく普通のおじさん。待合室のようにいくつか並んだ椅子と衝立、その向こうに占って貰うための小さなテーブルがあるきりの小さなお部屋でした。やはり生年月日をもとに小さな本のようなものをめくって調べていきます。手早く書き込んでいった紙片を見ながら、おじさんは開口一番「あんたは女王様の相が出ている。」「???」という感じの私。そして衝立の向こうでは富野嬢がなぜか笑いをかみ殺している様子。ここでも仕事に向いている運であることを告げられ、「一生勉強することが使命である。」というようなことを言われた覚えがあります。そして最後に「あんた、気を付けないと年齢と共に太るよ。」とポツリ。衝立の向こうでは富野嬢ついに爆笑!なんでも「食べることが人生の大きな楽しみ。」になってしまうのだそう。その頃は「ふ~ん。」と特に気に留めてはいなかったのに、今ではどんどん成長中の私のカラダ。これについては、文句なく当たっていたようです。

 富野嬢からは「坂崎さんて“太った女王様”なんだ。」とからかわれ帰ってきました。なんだかねぇ…

 さて、明日で「プランタン銀座アンティークバザール」もようやく終了です。13日間の会期は流石に長く、「はやく名古屋のサロンに帰りたいなぁ。」と里心がついてきた今日この頃です。今週は名古屋でのフェアも予定しているし、帰ってサロンの飾り付けをするのが楽しみです。

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