寒かったヨーロッパから帰りましたら、我が家の庭は薔薇が満開。父が手塩に掛けた沢山の薔薇がこの春も一斉に花開きました。窓から流れてくる薔薇の香りに誘われて、久し振りに庭に出てみました。そんな庭を画像でご紹介。どうぞ遊びにいらしたようにご覧になって下さい。
買付けの折に出掛けたパリの郊外 プロヴァンは「薔薇の街」といわれているのに、あまりの寒さでまったくといってよいほど薔薇のお花を見ることは出来ませんでした。ヨーロッパから約1万キロ離れた日本ではほらこの通り満開です!
今日はよいお天気でしたが、明日から崩れるようなので、一番薔薇もひとまず終わりでしょうか。この春は日本もずっと寒かったので、いつもより生育が遅いようですね。
子どもの頃から見慣れているせいでしょうか、お花屋さんの開かない薔薇よりも、こんな風に不揃いで開ききった薔薇の方断然が好きです。
ピエール・ロンサールもこの通りびっしり花をつけました。いったいいくつあるのでしょうか!
こちらが真近で見たピエール・ロンサール 。たっぷりした薄い花びらと憂いのあるピンクが良いですね~♪
こちらは優花 。名前の通り優しげなピンク。パウダーピンクとでも言えば良いのでしょうか。
フレンチレースは微かにニュアンスのあるクリーム色を帯びた白。名前からして魅力的です。(笑)
沢山の花びらアブラハム・ダービーも沢山の花をつけました。開く前はアプリコット色、お花が開くと徐々に淡いピンクになっていきます。
ひらひらしたフリルのような花びらのジュリア。淡い茶系の色合いも独特です。
一重でどことなくハマナスを思わせる花形。ブラッシング・ノックアウトという名前も面白いですね。
私が子供の頃から庭にあるダブル・デライトは、水彩絵の具で色を付けたような縁の濃い色合いが素敵。ダブルのデライト(喜び)とは色合いの美しさと良い香りだからでしょうか。
淡い色の薔薇ばかりでなく、こんな華やかな色合いも好きです。ザ・ダークレディは色だけでなく香りも良いのです。
また来週のサロンのフェアの折には自宅の庭から持ってきて飾りますので、どうぞ見てやってくださいね。