お客様が途切れたサロンでのんびりバックヤードで仕事をしていた午後、どなたかおみえになった様子が。玄関先まで出ていったところ、「私のこと分かります？」とひとりの女性がニッコリ。なんと、小学校、中学校の同級生でした。すぐに思い当たった私は「ミズノヨウコ…ちゃん？」たぶん20数年振りかと思うのですが、全然子どもの頃と変わらない彼女の雰囲気にすぐに分かりました。
ビーズ教室を主宰するかたわらでタティングレース教室に通う彼女、なんでもそのタティングの教室でビスクドールの富野さんの生徒さんと一緒になり、私の名前が出たのだそうです。そしてもうひとかた、やはり私のことを話題にされるお店のオーナーさんに出会い、「これは一度会いに行かないと！」とわざわざ会いに来てくれたのです。
それから子どもの頃の話、最近の同級生の動向など懐かしい話題に花が咲き、今現在のお互いの近況で話が止まりませんでした。同い年の彼女なのに、23歳で結婚して、もう18歳と15歳のお子さんのお母さん。きっと20代、30代を子育てに一生懸命捧げてきたに違いありません。かたや自分探し（？）でどうにも我が儘だった20代、ただただ仕事に必死の30代、と自分のことばかりしてきた私。自分とはまったく違った人生を歩んだ彼女に、尊敬の念や運命の不思議さ感じてしまいました。
ホームページを見て来てくれた彼女、「そういえばマサコちゃん、学級新聞にお話書くの得意だったわね。」ですって。私自身はお話を書いた記憶が全然ないのですが、なんだか自分のルーツを聞いたような気が。（笑）思いがけない再会にとても嬉しい温かい気持ちになりました。