11月は5日がお友達のビスクドール作家富野さんの、そして6日が河村のお誕生日、と蠍座に縁の深い私。昨日は一番身近でもある河村のお誕生日のお祝いを兼ねて、麻布十番の新装オープンしたレストランguri-guriに仲良しのアンティークディーラーRさんとY子ちゃんのカップルと共に出掛けました。
このguri-guri、実は以前名古屋の池下、名古屋の私達のサロンのすぐ側にあったレストラン。富野さんや色葉さんはもちろん、様々なお客様、様々なお友達、家族と一緒に訪れた私達の行きつけのレストランだったのですが、今回東京進出を果し、昨日オープンしました。
ヨーロッパのあちこちの星つきレストランで修行したシェフのお料理はいつも何かしら驚きがあり、パリでお仕事をしていたソムリエのマダムがお料理に合わせてセレクトしたワインと合わせると、いっそう世界が広がります。昨日も、気心知れたふたりと一緒にシェフ渾身のお料理の数々を楽しみました。
まず出てきたアミューズ。「え!?この葉っぱみたいな物はなあに?」とまず最初に思ったのですが、こちらも食べ物。ワカメの風味のチップスのような面白い味わいでした。そんな風に不思議な食材の使い方もシェフの持ち味です。
前菜はフォアグラ。このレストランのメニューは、主になる食材6種の中から三つ選び、それがシェフの裁量でコースになって出てきます。昨日私が選んだのは「フォアグラ」「魚」「オマール」。同じ食材でも全然違ったお料理で出てきてびっくりしたり…。このフォアグラと貴腐ワインの組合わせ、美味しかったです!
次は魚のはずでしたが、カメラのスマートメディアの中にはいくら探しても魚の画像が見当たらず…。あまりに美味しそうで、サーブされたと同時にさっさと食べてしまったと思われます。鯛のお魚、美味しかったです。
もうひとつのメインはオマールのパイ包み。アメリケーヌソースとフォアグラのソースのふたつ混ざった味わいが濃厚でした。
フレンチといえば食後はまずチーズということで。このヨーグルト瓶の中の物は三種類のチーズ。スプーンで混ぜ混ぜしていただきます。
デザートは三皿、まずは薔薇の香りのアイスクリームにスペイン産の唐辛子が僅かにピリリとする苺のソース。アイスクリームは薔薇のお花を食している気分。苺のソースはさっぱりピリリという感じでした
デザートの二皿目はドームになったチョコレートをコツコツと割って中身と共にいただきます。これは最初のデザートと違ってお酒もきいた濃厚な風味。この辺りから「もうお腹いっぱい!」状態に。
食後の飲み物と一緒に出てきたプチフールは食べきれずお持ち帰り。抹茶風味のケーキもマカロンも美味でしたよ。下の段の焦げ茶色の物はコーヒーの粒をのせて薄く焼いたもの。とても香ばしかったです。
お店に入ったのは午後7時半。散々食べ、お皿に合わせてマダムにグラスワインをいくつも所望し、四人で楽しくおしゃべりし、はたと気付いたら午後11過ぎ。なんと、3時間半もかけてお食事。まさに「食の祭典」という感じ、こんな贅沢なお食事はそうそうありません。したがって、今は夕方ですが、今日はまだ朝から何も食べていません!(本当です!)だって全然お腹がすかないんですもの。
どうぞ興味のある方は足を運んでみて下さい。
Restaurant française gri-gri
http://www.gri-gri.net/
東京都港区元麻布3-10-2VENT VERT 2F
tel 03-6434-9015