日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

空間の形を拾う目。

2016-05-21 21:37:52 | 算数
 体調もりもり快方に向かい、
食欲ももりもり戻ってきています。

 私は体調が悪いと、生野菜食べたくないし、タンパク質も欲しくなく、ひたすら、糖質が欲しくなります。
今回は家の米が胚芽米だったのですが、食がすすまない、すすまない。
びっくりするほど、おいしくなくて、早朝の仕事はアメちゃんでしのぎました。

 この微妙な差。
不思議~~~~~~。

 今日はフォイヤーシュタインの日でした。

 頭の中に形を思い浮べられるように、
ブロックを使って見本と同じ正方形を作ってもらいました。

 ひとつひとつのブロックの形は、わかっていても、
たくさんの中から同じブロックを探すのはひと苦労です。

 厚みが違ったり、長さが違ったり、
これだ!と思ったものを見本と比べて、違う気がするんだけど、同じに見えたり。

 ブロックのパーツを探したら、見本と同じに組み立てることに四苦八苦。
それでも、できると、よしっ!という顔になります。

 途中、「これ、やるの初めてだから難しい。」と何度もぶつぶつ言うのを聞きながら、
自分が経験したことか、したことないか、きちんと記憶しているんだなぁ~と感心しました。
新しい体験には、尻込みしがちだった子が、
はじめてやることとわかっていながら、最初からやろうとしている姿に成長してるなぁ~と、
ちょっと、ジーンときました。

 また、空き箱の角を4つ「直角だね」と言うのも、
直角が何かがつかめているなぁ~と、思うことでした。

 箱の角を見て「直角だね。」と言うことなど、
入れ子式の3つの点に苦しんでいるときには、想像できない姿でした。

子どもの中で、少しずつ、
線を引けない空間からも形を目で拾うことができる芽が育っているのだなぁと
うれしく思うことでした。

 自分を取り囲む、様々なものを学んだことに結びつけていく力を
ちょっとずつ、ちょっとずつ、積み上げてきている子どもさんの姿は、
もっと良い学び方を提供できないか、という私自身の学習欲につながります。

 がんばらんといかんなー、わたし、です。
コメント
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