日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

季節の変わり目に負けないように!

2017-02-20 14:44:28 | 養生・薬膳
 春の嵐、といった感じのお天気です。

 春は山々がほのかに桜で色づいたり、なんとなく、世の中ものーてんき気味ですね。
そんな季節に、一歩、一歩と近付いているのでしょうね。

 そして、風が強くて暖かい日は、スプリングコートと母をよく思い出します。

 「春の肌寒いとき用にね…。」といって物色したり、買っていた「スプリングコート」。
基本的に暑がりで、ちょっと動くと「暑い!」といって、カーディガンでさえも荷物になる母が、
春という季節になると眺めだすスプリングコート。

 母がスプリングコートを着ていた着ていた記憶が一切ないので、
やっぱり、タンスのこやしになっていたのでしょうかねぇ(笑)

 季節の変わり目ですね。
こんな時期は、大人も子どもも体調を崩しがちですね。

 中学校や小学校で支援員をしていたときに、感じていたのですが、
この時期は、インフルエンザや風邪などで体調を崩す子どもたちはもちろん多いのですが、
なんとなく、情緒不安定な感じになる子どもたちも多かった、という実感がありました。

 小学校は1年間しかいなかったし、接していたのが低学年や大きい子でも4年生くらいだったので、
インフルエンザや風邪以外で体調が悪そうな子はそんなにいなかったのですが、
中学校では、インフルエンザや風邪よりも、気持ちやなんとも言い難い体の不調を訴える子どもたちが、
春めく季節に向う頃、本当に多かったように思うのです。

 おそらく、大人もそんな傾向があるのでしょうが、
普通に毎日、家事に、育児に、仕事に…とこなしている大人方は、
子どもほどには、季節に振り回されている方は少ないのではないかなぁ、と思います。

 子どもたちは、体が春〜夏にむけて弛んでいくことがスムーズにできないと、
どことはなく、しんどい感覚になると思います。

 また、冬は交感神経が優位になっています。
交感神経を優位にして、体温を逃がさないようにしているのですが、
交感神経が私たちの生活の中で優位になるときというのは、緊張するときです。

 そこから考えると、冬場の交感神経が優位なときというのは、
知らず知らず、体や精神面にストレスがかかっている状態なのですよね。

 それは、人間の体に備わっている機能なので、特に、何ごともなく、
「ああ、ちょっと、きついなぁ。ゆっくりしよう。」とか、「ゆっくりお風呂にでも浸かろうかなぁ」と、
知らず知らずに副交感神経とのバランスを取ることもできるし、
意識的になることで、バランスを取っている人もいるのではないかなぁ、と思います。

 今からの春に向う季節は、副交感神経が優位になろうとする季節ですので、
急に、暖かくなり、副交感神経優位になり、リラックスを通り過ぎて、やる気が出なかったり、
その切換えに体がついていかない場合も考えられると思います。

 そんなときは、体を動かしてみたり、ちょっと熱めのシャワーを浴びて、
交感神経が優位になるようにしてみるのもよいかもしれませんね。

 その他、そのような自律神経のはたらきとホルモンのはたらきなど、
体の中では、複雑に絡み合って仕事をしているようですが、
そんな体の仕事に、大きく振り回されないようにしたいものですね。

 この2冊の本が、そんなときにお役に立つと思います。

 

 講演会会場でも、取り揃えていますから、お買い求めくださいね
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