日々、あんのん。

からだの育ちの凸凹、学習のスタートラインにつけない人のもっと学びたい、発達したいを応援します。

成長。

2017-02-19 14:28:20 | 発達応援
 近ごろ、家の中でつまずいたり、足を引っかけることが多々あります。
それで、バランスを崩し、前のめりになっておっとっととバタバタすると、
その物音に驚いた梅ちゃんが、「何事か!」と驚いて逃げていきます。

 物がごちゃっとしていることももちろんあるのですが、
やたらと、ばたばたすることが多いのは加齢ですねぇ。

 かなしいのお〜、と思う明るい午後です。

 子どもが何気なく口にすることは、面白いですね。
特に、自分をよく見せようとか、なんとかなくぼそぼそっと呟いた言葉は、
真実みが合ったり、そうだったのかぁ、と思わせて、
内側の成長を垣間みるような感じがします。

 何でもかんでも、「コレやってみようか〜」とやらせると、
やりながら必ず、毎回、「えー、嫌だー。むずしいーー!」と言いながらする子どもさん。

 でも、実際やってみると、すんなりできるし、
今までも、何回もやったことあることでも、素材が変わったり、大きさが変わると、
「えーー!むずしいーー!」と言っていました。

 あんまり、何回も言うので、
「さっきも、そういってできたじゃん。
もうさ、その『むずかし〜』って言うの癖になってるんじゃないの!」
と言うと、
「うん。学校でもいつも言ってるからね。」とさらりと言います。

 そのあまりにも悪気のない、さらりとした告白に笑ってしまいましたが、
「もうさ、それ、言わないでやったら?できること増えてるんだしさ。」というと、
「うん。」とこれまたさらり。

 本当にわかっているんか?と思うほどのさらっとした返事でした。

 また、考える問題をしながら、説明をきちんと聞かないので、
「ちゃんと、聞かないと、何考えるのかわかんないでしょ!まずは、聞く!」と、
いうようなことを言いました。

 すると、急に、
「あのね、○年生のときは考えられんかったの。
でもね、今は、ココで(自分の頭をちょんちょんちょんとしながら)考えてるの!
もっともっと前の○年生のころはね、もう、全然、わからんかった!」と、
自分の過去のことを言い出しはじめて、今の自分は考えてるよ、ということを
言葉にして私に訴えかけてきました。

 ああ、なんだか、メタ認知力がむくむくっと大きくなってきているのかな、
何かが育ってきていることを外に向って言いたいのかもしれないなぁ、
そんなことを子どもの話しを聞きながら思うことでした。

 子どもの成長n足かせにならないようにしないといけませんね。