ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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被災した現地を見て欲しい

2013年09月26日 12時32分13秒 | 相続
匿名ブログで「復興は不要」 経産省官僚、身元ばれ閉鎖(朝日新聞) - goo ニュース

 この「復興は不要」と言った人,おそらく地震・津波や原発事故で被災した現地を1度も見ていないと思います。

 現地へ行けば,被災した人が復興に向けて必死で頑張って,もがいている姿を見て,復興は要らないなんて,決して言えないはずです。
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大阪桜宮高校体罰自殺事件の判決

2013年09月26日 12時02分30秒 | 相続
桜宮高体罰、元教諭に懲役1年・猶予3年判決(読売新聞) - goo ニュース

 この事件,被害者の遺族からすると,なぜ傷害致死罪ではなく,傷害罪で被告人が起訴されたのか,疑問が残ったままでしょう,被告人に対し有罪判決が下されたとしても。

 なお,朝日新聞によると,この判決を下した『小野寺裁判官は「効果的な指導と信じて暴力的指導を続けてきた」と指摘。そのうえで「生徒が肉体的苦痛に加え、精神的苦痛を受けたことは自殺したことから明らかだ」と体罰と自殺の因果関係を認めた。その一方で、「自殺を量刑上大きく考慮するのは相当ではない」として猶予判決とした。』とのことです。
 被害者遺族のみならず,一般市民からも,なぜ,体罰と自殺(人の死)との因果関係を認めながら,傷害致死罪で有罪としなかったのかとの疑問が湧いてくると思われます。しかし,我が国の刑事訴訟法は,検察官が提示した訴因(犯罪事実)(今回の事件では,「傷害罪」)が認められるかのみ,裁判所は審理・判断し,仮に,裁判官が,この事件の実体は傷害致死だろと考えたとしても,訴因を変更しない限り,傷害致死罪で有罪とはできないシステムを採用しているからなのです。
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