私が関わっている福島第1原子力発電所事故損害賠償請求訴訟に関連して,東北電力株式会社に,女川原子力発電所の設置許可申請書のコピーを送って欲しいとお願いしていたところ,東北電力から,OKをいただきました。
その設置許可申請書は,東北電力の本店に行けば閲覧できるのですが,ちょっと遠い(東北電力株式会社の支社は大阪にはない。)ので,コピーをお願いしてみたのです。
心配は,申請書に付属する資料が膨大で,段ボール箱5つ分の書類が送られてこないか(コピー他代は当然ですが私が負担します。),ということだけです。
とにかく,東北電力は,1970(昭和45)年に女川原子力発電所の設置許可申請を行う際,原子力発電所を襲う津波の高さを一応3メートル程度と想定しつつも,貞観地震(西暦869年)によって引き起こされた津波等を調査して,原子力発電所の敷地の高さを約15メートルとして,それでもって津波対策とするとしたのです。この英断によって,あの東北地方太平洋沖地震(2014.3.11)による巨大津波にも放射能漏れ事故を起こすことがなかったのです。まさに,万が一の事態,1000年に1回の危機にも備えていた,すごい会社なのです。このことは多くの人,特に,原子力発電所はそれだけで絶対反対の人に知っておいて欲しいです。
その設置許可申請書は,東北電力の本店に行けば閲覧できるのですが,ちょっと遠い(東北電力株式会社の支社は大阪にはない。)ので,コピーをお願いしてみたのです。
心配は,申請書に付属する資料が膨大で,段ボール箱5つ分の書類が送られてこないか(コピー他代は当然ですが私が負担します。),ということだけです。
とにかく,東北電力は,1970(昭和45)年に女川原子力発電所の設置許可申請を行う際,原子力発電所を襲う津波の高さを一応3メートル程度と想定しつつも,貞観地震(西暦869年)によって引き起こされた津波等を調査して,原子力発電所の敷地の高さを約15メートルとして,それでもって津波対策とするとしたのです。この英断によって,あの東北地方太平洋沖地震(2014.3.11)による巨大津波にも放射能漏れ事故を起こすことがなかったのです。まさに,万が一の事態,1000年に1回の危機にも備えていた,すごい会社なのです。このことは多くの人,特に,原子力発電所はそれだけで絶対反対の人に知っておいて欲しいです。