ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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被告人質問の難しさ

2015年06月15日 13時56分46秒 | 相続
 今日は,ある刑事被告事件で,被告人質問を傍聴しました。もちろん,私は,犯罪被害者の立場からの傍聴です。
 この被告人は,自らの罪を認めていません。普通,「被告人質問」では,まず,弁護人が被告人に質問し,その後,検事が,被告人に質問します。
 罪を認めていない被告人に,検事が,貴方,犯罪を行っただろ,と問うても,被告人は,行ってません,と答えるに決まっています。これでは,質問する意味がないのです。
 そこで,どうするか,
 私なら,こう聞くなあ,と考えながら,法廷での質問とその答えを聞いていました。
 でも,実際に私が質問する立場になると,傍聴席で見ているときのように,効果的な質問の思いつくか,自信がありません。
 結局,私が質問する際も,傍聴席で見ているように冷静に,質問事項をひねり出せばよいのでしょう。 
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