ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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日米における性暴力被害の評価の違い

2018年05月17日 20時39分16秒 | 相続
 時事通信によると,米体操協会のチームドクターだった男性医師が女子選手らに性的暴行を加えた事件で,ラリー・ナサーが所属していたミシガン州立大と訴えていた被害者の間で和解が成立し,大学が300人を超える被害者側に5億ドル(約550億円)を支払うことで合意したそうです。
 この犯人は五輪金メダリストを含む米国代表女子選手らに性的暴行を加えた罪で,最長禁錮175年の判決を言い渡されているのです。 
 同じことが我が国で起きたら,おそらく賠償額は,USAの10分の1もいかないのです。それだけ,裁判所も一般市民も性暴力被害を軽く見ているのです。
 お金の問題ではないとはいえ,これも変えていかなければ,性暴力を撲滅することは夢のまた夢なのです。
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