ヘコまされた被害者&その家族と不登校児童・生徒&その家族を盛り上げる委員会弁護士の日記

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京都アニメーション事件~被害者の個人情報は公表するべきでない

2019年08月03日 06時37分25秒 | 相続
 関西テレビによると,35人が死亡した京都アニメーションの放火殺人事件で、京都府警察は8月2日、犠牲者10人の氏名を公表したそうです。
 さらに,NHKによると,京都府警は,さらに,氏名未公表の25名の被害者家族を説得し続けているそうです。
 被害者の個人情報の公表をなぜ警察=国家権力が行うのでしょうか。
 被害者の個人情報は被害者本人だけが公表できるのです。それが,憲法が「すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。」(13条)とした意味なのです。
 京都府警は,25名の被害者家族の説得を,即刻,ヤメるべきです。
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