「被害者が創る条例研究会」から,「市町村における犯罪被害者等基本条例案 都道府県条例案加筆ー被害者の声に基づく提言ー第5版」を送っていただきました。
この冊子は,ただ,条例案を載せているだけではなく,被害者の声を集めて載せているところに特徴があり,有益なのです。
私は,この冊子の第4版の「被害者の声」のところにあった,市町村の「職員は,ただ待っているのではなく,犯罪被害者支援センターと連携して,犯罪被害者等の所に駆けつけて,必要な支援を行ってほしい。」と,「被害者支援に精通した弁護士を紹介して欲しい。」を見て,市役所の担当職員と被害者等の心情を理解しようと努力する弁護士が被害者等のもとに駆けつけて,その話を聴いてサポートを行う制度の創設を目指しています。