アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

国境に集う強者たち

2019-06-26 20:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

いつもの川崎界隈では、撮影仲間たちが日々カメラ片手に撮影を勤しんでいるが、その彼等ともすでに7年以上のお付き合いとなった。思えば震災後、ある意味抜け殻状態になっていたアントンKを奮い立たせてくれたのが、彼等なのである。それはアントンKにとっては鉄道撮影の原点回帰であり、また趣味人としての深さ大きさが再認識できた瞬間でもあったのだ。生まれも育ちも年齢すら違う彼等から学んだことが、今までどれだけあったか・・きっとこれからも、日ごろの他愛のない交流が人生の糧となっていくのだろう。

そんな撮影仲間に最近学生さんが加わり、我々を盛り上げてくれている。電機を追っているのは共通だが、どうやらH級の電機がお気に入りの様子で、ブルーサンダー(EH200)には目が無いようだ。当然このEH200が走行する線区には出没しているようで、つい先日も上越線に毎週通っていたらしい。こういう話を聞かされると、やはりどんな場合でも刺激は受けるもので、自分でもEH200を見直してみたくなってくるというもの。彼らとともに新たなシーンを一緒に見たくなるというものだ。今まで生きてきた時代は違っても、これからの時代、同じ時を過ごし同じ共感が味わえたらどんなに幸せだろうか。

時代は随分違っても、アントンKも上越国境はよく通ったもの。そんな記録から1枚掲載してみる。重連で三国峠を越えて水上に到着。役目を終えたEF16が切り離され帰区していくシーン。まさかここまで蒸機が運転されるとは、夢にも思わなかった。

1978-11-03    EF1621           上越線:水上にて