明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

君は天然色  堂島孝平 (大瀧詠一cover)

2019-12-20 15:54:00 | 僕の音楽日記





アルバムdjkh calendar
に入ってる
大瀧詠一さんの
名曲 cover
「君は天然色」
coverには
ちょいとうるさい僕ですが…

堂島孝平さんを知ったキッカケも
「君は天然色」
を歌っていたから…

堂島孝平さんっていったら
「葛飾ラプソディ」
(こちら亀有公園前派出所)の
挿入歌。

で、有名だが
2002年ごろだったか
彼の歌声をcoverで聴いて

これはいい!
本家とは別の柔らかさ
シャープさがある
とゾッコンに!

そうして、彼の出演する
野外のフェスに足を運んだ事もあった。

オリジナルでの彼のヒットが
ないのは寂しいけどそれなりの
実績と音楽性の素晴らしさは
どこか僕は気にして、いつでも
出てきてね…
ってな感じで
待ち構えてるんだけど…

うーん
なかなか
メジャーになってこないなぁ〜

ビックアーティストになって欲しい
なぁ
と思うアーティストなんだけどね…







カンパリソーダとフライドポテト 吉田拓郎

2019-12-20 08:01:00 | 僕の音楽日記

そもそも

この曲のタイトルからして
当時
なんのことやらさっぱり
分からず、


吉田拓郎さんが
浅田美代子さんと結婚し、
フォーライフレコード の社長に
就任し、


それこそ
第一線から
退き、裏方に回っていた多忙な
日々の中


とりあえず、作品を…

そんな
流れで出てきた
アルバム作成
「大いなる人」




シングルカットの
「カンパリソーダとフライドポテト」
シングルとしてが先なのか
アルバム挿入はあとなのか

今までもそうだけど
シングルレコードとアルバム
アレンジは若干違って
それぞれ意味を持たせるよう、
変えてあるんだね。

当時よくラジオのプロモーションで
この「カンパリソーダとフライドポテト」のことを語ってました。拓郎さん。
ラジオのパーソナリティに

「カンパリソーダ」ってなんですか?
フライドポテトとどういう意味なのですか?
って、


カンパリソーダ…は都会の女をイメージ。
フライドポテト…は田舎者の男をイメージ

ざっくりとはこんな事を言ってた。
そして、
男女の恋愛の歌も
枝葉の部分へと
移行していっていると…

微妙な心の機微を表現して
いく年齢になってきたと

若い頃とは違う少し大人の恋愛
にスポットを当てていく
そんな
作風の変化、風向きを変えていく
宣言とも取れることを当時
語っていた。

しかしながら

本業が多忙につき
二足のワラジをうまく吐きこなす
ほど器用ではない
と周りからも見られていたのだ。

あの頃のフォーライフレコード
は窮地に追い込まれていた
こともあり、
アーティスト、
シンガー
吉田拓郎

むしろお遊びのような…
受け止められ方をされていたのでは
ないだろうか…


75年つま恋コンサートで
熱狂し、新しい
時代の扉を開いた
吉田拓郎、かぐや姫
そしてあのイベントに参加した
聴衆、オーディエンスたちは
一体
どこへいってしまったのだろうか?

新しい時代の波を
渦を
起こした
キッカケだった
「コンサート イン つま恋」
大きなムーブメントだったはずなのに
それから
気の抜けたように
霧のように
その熱気が消え失せ
当の本人たち、
吉田拓郎さん
かぐや姫は
そこにはいない、
継続して
旗振りとして
先頭に立ってはいなかったわけだ…

時代を変えたあとの
先頭を走るランナーは
とって変わられ
次の粋のいいアーティストが
祭り上げられる。

しかし、時代は
カリスマを求める機運は
失せてしまっていた。

絶対的なカリスマは
あのあとから
なくなっていってしまった。


時代を引っ張っていくカリスマ
なき後の
フォーク、ニューミュージック界

ひとつの時代の終焉と
また、新たな
潮流の前触れの時代
1977年

確かにこの歌はリリースされた。



カンパリソーダ。
カンパリ社が発売している
リキュール






美味しそうな赤色なのだが
苦味が強い
25度のお酒
ソーダと割るとカロリーも高くなく

でも歌のように
フライドポテトと合うかどうかは
別としても





まだ、未成年だった僕は
この組み合わせに憧れた。






それでも酒屋にバイトしていた高校の時
そっとカンパリを買って
友達の家でサイダーと割って飲んだ
思い出がある

友達のトシくんと
グラスに注いで
カンパリで
カンパイし

「にがいなぁ〜」
うまいもんじゃねなぁ〜
って
フライドポテトの代わりに
カルビーのポテトチップを食べながら飲み干した。

カンパリソーダ。


なにやらほろ苦く
大人になるのは
甘くない…
そんなこの先を暗示
するような
カンパリの苦味。


今でもその記憶は
この歌と共にある。