明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

クリスマス-イヴ 山下達郎

2019-12-25 21:24:00 | 僕の音楽日記
イヴは過ぎてしまったけど

この歌の事を書き損じてたから…

この歌があんまり有名になる前
アルバム 「melodys」
のB面ラストに収録されていた頃
はじめて聞いた





のが21歳の頃
ちょうど新譜で出たばかりの
山下達郎さんのニューアルバムだった。
さほどの感動はなかったし、
今日のような
定番的な歌になろうなどとは
思いもよらなかった。


時はバブル期。

JR東海のCMに起用されてから
爆発的に
クリスマスソングとしての
需要に応えて
重宝されていく。

年末のクリスマス会のイベントの
BGMには欠かせなかった。

山下達郎メロディの浸透。
お洒落なアーティスト。
洋楽と同等な扱い。
日本のアーティストとしては
これほど
スマートな扱いは今までなかったような気がする。
要は
山下達郎=お洒落
イメージが定着していた。
外さない!
そんなアーティスト。


あれからじわじわときて、



シングルカット
イングリッシュバージョンとか
もう、商売繁盛!!

クリスマスの定番曲
山下達郎「クリスマス イヴ」
ジョンレノン 「happy Xmas」
マライヤキャリー 「恋人たちのクリスマス」
ワム 「ラストクリスマス」

もう クリスマスの定番曲!!

流れる流れる
この歌たちを流しとけば
場は保てる。
安心の曲たち


パーティの幹事としては
気を使わなくてもいい
この曲たちを
BGMで流し
ゲーム、や 出し物 の進行を司会に任せて
場を盛り上げておく。

クリスマスパーティは
毎年 ほとんど
山下達郎のクリスマスイヴ
を流していたっけ…



JR東海 CM 牧瀬里穂ちゃん
深津絵里ちゃん
初々しくて
良かったなぁ〜

「帰ってくる貴方が 最高のプレゼント」

が当時のキャッチコピー

「クリスマス イヴ」

今年もクリスマスが終わる。




きよしこの夜 泉谷しげる 諸人こぞりて 吉田拓郎

2019-12-25 05:54:00 | 僕の音楽日記
『ただ一度だけ、このアルバムのために集まった巨星たち。なにものにも変えがたい自由がそこにあった。』



1976年11月10日発売の
フォーライフレコード からの
少し早い
クリスマスプレゼントだった。
拓郎、陽水、泉谷、小室
4氏による
クリスマスお正月にちなんだcover曲や一部オリジナル。


レコードでの発売ジャケットは
当時は


こんな感じだった、CDだと



2001年では






今、思えば
企画としての
「クリスマスアルバム」は有り。

でも
既存の歌、をcoverするだけなら四人が一堂に介して
やるものに値したのだろうか?


作詞担当
作曲担当
それぞれがあっても良かったのでは…
でも…
あの時はそれぞれの個性と
時間を束縛しない
自由もまた、そこには
あったのだろうと

四人という
巨星が集まって出来た
フォーライフレコード 

「自由」の名の元に

誰かに言われて
誰かから指示されて……

その事がない

その事をしなかった。

その事ができなかった。


踏み込めなかった


「自由」と引き換えに



結果的には
商売としてのシビアさが
出た感じ。
フォーライフレコード の屋台骨が揺らぐほどの
難へ陥る事態になろうとは…


思い出作りのアルバムだったとおもえばそれはそれで
良かったと思える。

拓郎さんの楽しそうな雰囲気
泉谷さんの無邪気さ
小室さんの優しい感じ
陽水さんのマイペース感
充分に伝わってきた。


毎年クリスマスになると
聞くこのアルバム、音源。

泉谷しげるさんの
無邪気な
「きよしこの夜」

そしてその後
カッコよく
聴かせる
拓郎さんの
「諸人こぞりて」

今日はクリスマス。

もう、ツリーも
ケーキも
プレゼントもない
クリスマス
厳かに…