明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

あいつ 中村雅俊

2021-09-18 20:47:00 | 僕の音楽日記
コロナで
色々な事が
延期、縮小、見合わせ、
中止

そんな中でも
月日は無常にも過ぎていく
時間は経過していて
確実に歳も取ってるわけで
昔に戻れる
クラス会なんかは
開こうにも
なんとも
ただでさえハードルが高いのに
更に高くなってしまった。


変わってしまったやつ
変わらないやつ

なりたかった自分
なれなかった自分

モテるやつは
級長とかリーダー格のある男

憧れたなぁ…

頼りがいがあって
懐が深い
同じ歳でも
なんか年上、兄貴のような感じ
のする奴っていたよなぁ

説教まではしなかったまでも
上から言われてるみたいで
同じ歳でこうも違うのか?と
自分が幼く思えたり

学級委員を決める時なんか
よく、立候補、推薦とか
あったよねぇ

人気なのは黙っていても
リーダー格の人望のある出来のいいあいつ
文句のつけようがないんだよね

「しゃーないなぁ」って思ってしまう。同性からみても
一目置かれる立場

ある意味僕もそうなりたかった
でもなれはしない。
僕は僕のままでいい。

でも
学級委員選出の選挙は
僕もいいとこ書記に入ったことがあったのだ!

級長、副級長 一名ずつ
書記 二名
会計 一名

保健係
図書係
給食係
体育係
掃除係
園芸係
飼育係

など各係を立候補、推薦、任命していった

何故か
僕も人気ものだったのか?
書記に推薦されたことがあって
憧れのあの子が副級長だったから
学級委員四役に入れて
結構楽しかったりした。

立場が人を作るとは
言ったもんで
書記になった僕は
その日から
何か一本筋が通った感じで
キリッとしていたと思う。

おちゃらけと
トロいことを言ったりやったり
していた
僕だったけど
学級委員の書記という立場が
それを
自分の中では許さなかった。

何かひとまわり大きくなったような
違う世界に足を踏み入れたような

しっかりしなきゃ

なんて思うと同時に
リーダー格のあいつが見てた景色が
見えたように思う。

学級委員は選ばれしもの
なれるのも
級長、副級長
書記、会計と
限られてる
みんなの代表。
責任ある立場。


人気者がなれたり、
頭のいい奴だったり、
人望のある奴だったり

学級委員は一握りのものだけが
味わえる立場だった。
唯一小学校で上の立場的な所に
居座ることができたあの頃。

美人薄命ということわざもあるように
有能な奴ほど早く逝ってしまうようだ。


クラス会には
顔を合わせることなく
もう、この世には
生きていない級長だったあいつや
人望のあったあいつ。

人のもつ
それぞれの寿命。

同じスタートラインにたって
スタートした僕たちは
第一コーナーを回り
第二、第三と必死でコーナーを
駆け抜けて
今第四コーナーた差し掛かっている

あいつも
遠いところから
色々今を見るにつけ
言いたいことは沢山あるだろうに

同じ時間
同じ季節を
くぐり抜けた
同級生。
一足先に抜きにでて
そのまま
一足先に
逝ってしまった



でも僕は
まだこっちで
ゴソゴソしながら
もがきながら
生きてこうと思う。








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