秦基博さんの声は
これからきっと 君以上に 好きな人になんて出会えない
止まったまま 動けない影が 暮れてく夕陽に形を変えるだけ
ありもしない羽をイメージして 飛べたら君に会えるって
今でもこんな夢みたいなこと 考えてしまうんだよ
美濃和紙のようだ
(美濃和紙の特徴…
繊細できめ細かい風合いをもち美しく丈夫、漉きムラがない。)
繊細で丈夫。
ハリのある声はサビを光らせると同時に繊細さを感じさせるファルセットで歌う部分との両方を待ち合わせてる
少しざらついた風合いも和紙特有のもの…
声のザラつきは
そんな一枚一枚違う出来上がりであっても
仕上がりは同じ。
夕凪の街
を見せる情景は
凪いだ時間から感じとる
人の儚さ。
募る想い。
極力感情を差し込まないように
歌う秦基博さん
この歌のキモは
ここだろうなぁ
これからきっと 君以上に 好きな人になんて出会えない
止まったまま 動けない影が 暮れてく夕陽に形を変えるだけ
ありもしない羽をイメージして 飛べたら君に会えるって
今でもこんな夢みたいなこと 考えてしまうんだよ
このフレーズには
思わず感情を差し込んでしまうのに
淡々と陽炎の向こうを眺めるように
涙のひとつも落とさないように
綺麗に歌いあげる。
和紙に伝わる振動のように
少しのビブラートが
聞くものの琴線を震わせるように…
よく聴いてますよ。
さわやかで気持ちのいいボイスの
方ですよね。特に、鱗とひまわりの
約束、最高ですね。
良い作品をいい歌い方で歌われるいいアーティストですよね👍